「かみさまとのやくそく」というドキュメンタリー映画を観て来た。


子供が母を選び、お腹に入る時の記憶を覚えている子供たちがいて、その子供たちの証言などをまとめた映画だが、前世を記憶している子供もいて、興味深い映画だった。


私は前世の記憶はないが、この映画で見せられたことは今までの私に知らされた様々な事で、この映画の言わんとすることは全て納得できた。


「人の役に立ちたい!」


これまでこのような子供達が全員漏らさず言ったことが、この言葉だと言う。


誰しもが人の役にたちたい!と、生れる前は思ってこの世に生まれて来ているのだが、それは決して大それたことを意味しているのではないと私は思う。


子供が一番何をしたいかと言えば、親を、特に母親を幸せにしたい!という。


子供が産まれる時に父親を選んで生まれるのではなく、母親を選んで生まれて来ているという事は、タマラさんも言っていたことだ。


人間関係の原点はこの母子関係にあるのは、そういう理由からでもあるのかもしれない。


この関係で悩む人も多いけれど、ここの問題を解決すればその他の問題は解決が早くなる?ということかもしれない。


この映画はその他にも興味深いことをたくさん含む映画で、ここでは全部を言う事は出来ない。


私が最近思う事の一つは、スピリチュアルな考え方が以前よりももっと多くの人々に浸透している今、何か勘違いしている人々も増えて来たという事だ。


自分を等身大に見ないで、頭だけを大きくして、時には妄想???と思えるような事も大胆に、何の恥ずかしげもなく公表する人が増えているように思う。


夢を語るのは悪い事ではないが夢は夢!と私は思っている。


夢に向かって目標を決めて、今何をするのか!?をしっかりと決めて行動している人の夢は、夢には聞こえない。


しかし、夢を語り、行動が見えない人の夢は、単なる妄想でしかない。


それが人の役に立つことであったとしても!だ。


人の役に立つ!という事は、決して大それたことではなく、地道にコツコツとして行くもので、しかもそれは自分を犠牲にしてするものでもなく、自分を無いものにしてするものでもなく、等身大の自分をしっかりと自覚してのみ本当に出来る事であると思う。


この映画の最後に、インナーチャイルドを癒す場面が出てくる。


それは、先ず自分を癒すことから真に始めないとね!そこから、スタートなんだよ、自分を真に知る事からすべてが始まるんだよ!という事を伝えたいのかもしれないと思った。