魔界転生 | 秒速5センチメートルのblog

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秒速5センチメートル それは桜の花びらの舞い落ちる速度 そんな風にひらりひらり優しく揺れながら書いていたいかな。

日本テレビ開局65年記念舞台「魔界転生」観てきました。

とても面白かった!

私の好きなタイプの舞台です。

60年記念舞台の「真田十勇士」も観に行っていますが

マキノノゾミさんと堤幸彦さん 同じコンビの作品なので

なんとなく雰囲気も同じで うんうんこれなら楽しめる!って

堪能してきちゃいました。

 

内容あらすじは → こちら

 

唯一 参ったのは席でしたけど・・・

3列目の5番がとれて ちょっと前過ぎるなあ・・なんて

おもいつつ席を探したら・・・えッ(-_-;)

下手の端っこ・・つまり前2列がない席・・

結局は一番前ですが端っこ過ぎて上手の演技は見えないし

この舞台、映像演出がかなり入るのに・・斜め見。

正面からの映像が見えないのに映像の裏側での

キャストさんの動きが全部見えちゃって、なんちゅうか・・

マヌケな感じが(・・;)  興ざめになってしまうヵ所が数か所

見なかった事にしようと、そういったシーンは違う所に

目線をやっていました。 意味なし(・・;)

 

でもラッキーなのは 下手の目の前にキャストさんが

立つと視線をがっちり合わせて頂ける。 これは嬉しい💗

上川さん素敵だ~ 目線を頂けた瞬間腰が砕けそうに

なった。私はキャラメルボックス時代に何度か拝見している

はずなんだけど印象が薄れてまして<m(__)m>

だからドラマでお見かけする方が上川さんのイメージ強く

なってました。 あ~でもこうして舞台での生上川さんを

拝見するとやはり舞台をやってきた役者さんだなあ・・って

感動します。コミカルでありシリアス。 

これが両方流される事なく存在したままの演技。 

層の厚い役者さんです。 上川さん素敵過ぎます! 

村井君に「今日は遺留捜査か何かで?」と突っ込まれる

鉄板ネタシーン 会場は爆笑でした。

 

溝端さんは久しぶりになっちゃった。

ムサシ以来かな・・ 相変わらず綺麗な顔立ちで天草四郎

似合ってました。 溝端さんが目の前に立つ事多かったの

ですが結構長い時間、見下すような目線をずっと会場に

向けていて私、ずっと溝端さんに見下され続けて

おりました(・・;) 怖かった(-_-;)

 

村井良大くん・・いいわ~ ホント村井君ってこういった役

しっくりくる。 今回も真田十勇士同様根津甚八の役。

良大君を知ったのは戦国鍋TVの織田信長(笑)

この時からどうしても良大君の私の中でのイメージが

これになってる。 →こちら 知らない人は見てみて!

テニミュ出身だけど良大君の宍戸君を観ていない<m(__)m>

そして弱虫ペダルの坂道君。 

ゆんと一緒だった玉野ミュージカル私のダーリンや

恋愛ドラマ風 シアワセでなくちゃいけない理由とか

朗読劇猫と裁判、殺意の衝動 そしてマホロバ etc・・

里見八犬伝 真田十勇士ときて魔界転生

良大君の舞台結構観ているのです。 この人も演技の

幅が広い人だなあ・・とつくづく思います。

良大君は台詞の発音がしっかりしているので 口の中で

音がこもらない。 つまりはどんな台詞でも聞き取りやすい。 

だからこそ色々な言い回しが熟せるので これって良大君の

強みだよな~っていつも思うのです。

観ていて不安がない若手の役者さんの一人ですよね。

 

でもって 私の密かな(密かにしなくても)楽しみは

山口馬木也さん!

馬木也さんって名前があるだけで楽しみで仕方ない(笑)

ドラマでも沢山拝見するけれど 舞台上の馬木也さんは

何というか、かなり別の本領を発揮される(笑)

雰囲気とか流れとか感じる事に長けていらっしゃるので

他のキャストさんが詰まった状態になってしまった舞台上でも

アドリブでさらってフォローして下さったりする姿を

何度か拝見している。 2017年の和樹さんの舞台「罠」でも

馬木也さんかなり発揮されて、お笑いの舞台じゃないん

だけどツボりました(^^;) まあ、それだけ凄い役者さん

なんですけどね。

馬木也さんってハマる人は絶対にハマる(笑)

 

そしてそして 玉ちゃんこと玉城裕規さん。

玉ちゃんも色々観ている。 弱ペダ、ミラトレ、裏僕、不毛

ジョバンニ、メサイア、里見八犬伝 etc・・・

玉ちゃんお得意の役だったのではないですかね。

玉ちゃん、私的にこれはどうなの?って役をたまに

やるので(笑)

黒執事の時はちょっとあんぐりでした<m(__)m>から・・・

無理してミュージカル手をださなくても玉ちゃんなら

ストレートプレイで充分力量発揮できるもん。

なにはともあれ大好きな玉ちゃんと私的には大好物の

玉ちゃん演技を観る事が出来て大満足💗

 

松田の凌君 小柄で相変わらずキュートです。

前回は「野球」で凌君に泣かされました。

今回の凌君の役どころもとても合っていたと思いました。

玉ちゃんと凌くんのシーンで私は泣きましたさ(^▽^;)

この2人だとメサイア彷彿させるんだもの!

なんかこう・・深い所で繋がっているって感じがね。

 

木村達成さんがねえ・・・殆ど上手にいらして

私の前は通り過ぎるのみで演技がちゃんと

観られなかった(;´∀`)美形だけはわかるんだけど・・・

もっとちゃんと観たかった。

 

野村祐希君 「七つの大罪」に続いて「魔界転生」で拝見

なんか独特の面白さがある(笑)

演技云々ではなく「まじめか?」って突っ込みたくなるような

雰囲気(笑) どういった方向性に進むのかは未知だけれど

長身で身のこなしが良いので 時代物的な舞台を熟して

実力をつけていけたらいいのかも・・

なんて上から目線で<m(__)m>

 

やはりここは明治座ですね。

松平健さんが出られると お声があったり拍手が起こる。

松平さんが出られるだけでゴージャス感が浮き上がって

くるのは何故だろう・・(・・;)

やっぱ あれか・マツケンサンバ的な??<m(__)m>

 

女性陣の浅野ゆう子さんと高岡早紀さん

本当にお綺麗でした。 こういった女優さんて

アンチエイジングハンパねえ(^_^;)

と、おばさんは羨ましい限りの美しさに

息も絶え絶えとなってしまいましたさ。

ゆう子さんの出番がかなり遅いので

転生させられやっと出て来れた時に

「待ちくたびれたわ」 と、こちらも鉄板ネタで

会場は爆笑でした。

 

殺陣はとてもカッコ良くて 色々な所に目線がいきたい!

でも席が端っこだったので 目の前で倒れてくる役者さんに

目線がいってしまう(-_-;)

テンポもリズムも笑いも、そして感動もある、

エンターテインメントな舞台でした。

是非是非お勧めの舞台です!

 

もうちょっと中央の席で観たかったなあ・・・

だってねえ・・・隣のおっさんは時間が経つにつれ

おっさん臭がきつくなってくるし

反対側のおばさんは(自分もおばさんだけど)

かなりのヘビースモーカーのようで

座った時点でとてもタバコに匂いがきつくて

休憩後もがっつりタバコの匂いで帰ってきてましたもん。

ああ・・ほんと席に恵まれなかったっす( ̄▽ ̄;)

ちなみに 私が行った当日は劇場にくまモンが居て

皆さん一緒に写真とってました。

何故にくまモン? 天草四郎的なコラボっすか?