私が出向いているパート先は介護施設なのですが
やはり毎日の様に亡くなるかたがいらっしゃる。
こちらで働きだして最初の頃は分からなかったけれど
ある意味入居者の方々は生きていらっしゃる方だけでは
ない事をしってしまった昨今(-_-;)
その事が理解できてからはあまり入居者の方々個人個人を
見る事はしないようにした。
私が配膳を2Fへと運ぶのですが、入居者さんの中には痴呆も
手伝い人に付いて歩いてしまう方もいらっしゃるので
配膳車を押す際にぶつからない様注意しながら押しています。
2Fへのエレベーターに繋がる廊下に少し薄暗い場所が
あるのですがその辺りでパタパタとスリッパで近づく音が
してきたので危ないなあ・・と思いつつ一度止まり
「危ないですよ」と声をかけた瞬間 背後から
「あなた、見える人ですか?」と介護士さんから声を
かけられた。
・・・
ってことはやっぱり生きてる入居者さんじゃなかったんだ💦
「いえ、スリッパの音がしたような気がしたので」と
お答えしたら
「気にしない事が一番ですよ」と言われた。
ですよね・・・
痴呆のままこういった施設で亡くなると自分が亡くなったという
事も分からないのかなあ・・・
色々思うと事はあるけれど ここで働きだしてからとにかく
疲れるのって暑さや仕事や人間関係だけでも滅入るのに
帰宅して玄関で動けなくなるほど疲れるのは
魂のエネルギーも奪われているのかなあ、などと
思ってしまった。