🌟人に聞けない大人の言葉づかい
中経の文庫  外山滋比古著




タイトル通り大人の言葉づかいについての本

✏️手紙を書けないひとが増えている
拝啓の使いどきもわからないような若者が増えている
信書は手紙で。葉書は手紙ではない
プライベートな内容は本来は手紙は控え葉書とするべき
手紙の正式な結び方は、
敬具、日付、署名、宛名の順。
漢字は縦書き横読みを前提として作られた文字。アルファベットはその逆。
目線の流れと他の文字と識別するための一本線等は垂直に交わった方がわかりやすいので、
❌横書きの為目線の流れと識別する線が平行の
一  二  三
よりも、
⭕️縦書きで目線の流れと識別する線が垂直になる
の方が分かりやすい。

アルファベットでいうと
⭕️    nm
❌    n
         m


✏️大人の話し方
大声で知恵のあることは話せない
言葉の区切りにえーと言ったり、言葉の後ろにヨサネ(あのねぇ、今日さぁのいった感じで)をつけるとバカっぽく聞こえる
電話は顔が見えない分、普段言えないことお願いや文句が言えるような効果があるがヒートアップしすぎないようにするべし
また電話の印象というのは強く、良い印象を持ってもらうために明るいトーンで話すことは役に立つ
言いにくいこと、お願いは月曜は避け、金曜などにいうべし


✏️あいまいな日本語
日本人の学者が論文でであるだろうという言葉を使い、日本語が堪能な外国人に非難された。
論文なのにあいまいな言葉の結びであったことがおかしいとされた。
しかしそれぞれの言語の特性があるので、英語のように日本語において英語のような断定的表現はそぐわないし、合わせる必要もない。
ことばの繰り返しはアホっぽく聞こえる。
今日のスーパーの特売の
今日もスーパーも   など。


✏️得する言葉損する言葉
自慢話は人を退屈にさせるだけなのでしないほうがよい、他人を褒める言葉もよいが聞き手が嫉妬することもあるのでほどほどに
沈黙は金というのはまさにそうであり、信頼を勝ち取ることにつながる


✏️敬語は難しい
相手に対する敬意などが込められる敬語は言葉の花であり、言葉は文化の花である。
レストランなどでのよろしかったでしょうかいう日本語は過去としてのよろしかったでしょうかではなく、丁寧さを持たせるためのよろしかったでしょうか(過去形は丁寧さを表すこともできる)であるため、本来的にはおかしい言葉ではない。





ことばについて研究されてる方のお考えがわかるような本でした。
本自体はとても読みやすい!
なるほどと思わせることも多かったけど、
お年を召している先生だからか、自分はなんとも思わない普通の言い回しを先生が違和感を感じられていたりとかして勉強になりました!

女性の言葉が男性に比べて丁寧でやさしい感じであるのは、子供の言葉の先生だかららしい。
確かに親の言葉づかいって真似するよね。
気をつけなければ( ̄ー ̄)


上京物語であったように、本を読んで頭を鍛えるとはこういうことなのかな?と思いつつ。