それは1月19日の午後のこと。

昼ごはんは偶に食べたくなるカップ麺で済ませたが、なんだろなあ

いつもの味を感じない・・・というより味が分からない。

けど、それは完食してから、そう言えばって感じたことで。

それから特に何てこともなく数時間後、お腹痛くなっちゃった。

そういうことは時々あるし、と、あまり気にもしなった。

ま、久々に悪い風邪でも引いちゃったのかと思ったくらい。

その夜、激しい吐き気。 

胃の辺りから何度も繰り返し吐いては、その都度、冷たい水を

一気に飲んだ。 結果的に水はいけなかったのだが。

その後は嘔吐物は胃からその先へと・・・中々、ココでは語り難い。 

それにちょっとグロくて恥ずかしい。

その状況に至っては流石にマズイと病院も考えたが動くのも辛いし

風邪と思っているから、もう少し寝て落ち着いてからタクシーでも

呼んで最寄りの内科をと、若干まだ事態を甘く見ていたのだった。

昔からインフルエンザでも3日寝れば治るという勝手な思い込みと

実績?がある人間なもので、そんな調子でそれからも家事の合間を

只管、寝て何れ楽になるのを待ってみたものの・・・呆れ果てた夫に

ドヤされて1月23日、漸く重い腰を上げた。 目指すは○○病院。

名前を呼ばれて事情説明してからの動きが速かったあ。

採血してからあれよあれよという間に其処から緊急搬送でおっきい

病院へ移されちゃった。

ストレッチャーから2度3度移されてササっと着替えさせられて手術と

なりましたとさ。 腸閉塞だった。 内視鏡手術で鼻から管を2mほど。

其処でも例のグロいのを2度も吐いて体力的にもかなりの負担。

思えば19日から殆ど何も食べられなかったんだし死ぬほど腹ペコ。 

その、手術前に撮ったレントゲンにあちこちイケない影が見つかって

乳がんと卵巣肥大と腎臓が弱っているってことが判明。

まあ乳がんはある程度、自己責任というか自覚あってここ迄悪化させ

たこともあり、とても気まずいことではあったものの、今後の治療方法を

話し合い、現在進行中。 

ナンだカンだ言っても、専門医に打ち明けてまあ安心はしたけど。

卵巣は片側を何れは手術で取るのが必須。だけど直ぐでなくてもいいと。

腸閉塞は私の場合、6~8mほどある小腸の一部しか治療出来てない

ので、今後、また同じような事態になることがあり得るそう。

入院中、ただでも腹ペコの私に許されたのは最初の3日は水300ccのみ。

先生にお願いして3日目途中から水500ccに。 キツカッタ!

半年間は食事に気を配って生活しますのだ。

以上、ある日、突然露見しちゃった病気の経緯をザックリ。

後日談。 

夫は仕事中に突然の電話に驚き、その夜から3日間、眠れなかったそうで。

ふ~ん、そりゃそうか。 3つも4つもは多過ぎるか。。。

それより何より、術後11日目、久振りに帰宅した我が家の変貌ぶりに驚いたの

なんのって。

居ない間に夫が家中を徹底掃除、余計なものを片っ端から廃棄し模様替え迄。

台所のまるで人様の家みたいな変わり様に、自分の居場所を勝手に荒らされた

嫌な気分も無くはなかったけど、ン・・・まあ・・・しょうがないのかなあ。。。

ま、慣れるより慣れろっていうし。

っと、取り止めもなく、今日はこれにて。