ドラマの撮影に入る前、映画の宣伝活動の一環でテレビ番組を収録しましたが(その時の記事はこちら )、『大明劫』公開が近づいた頃、これらの番組が相次いでCCTV6で放送されました。


▲まず「佳片有約」。

こちら http://www.m1905.com/video/play/695889.shtml  

80年代のハリウッド映画の名作『リサールウェポン』をお勧めする「推介人」として登場。公子はやや早口な気がしますが、長いセリフをつっかえることもなく、生き生きとこの映画を解説し、魅力を語っています。


▲そして「光影星播客」。『大明劫』で孫伝庭将軍の妻を演じた、馮波さんと二人で出演です。


予告編として楽屋取材も。収録中ピョンピョン飛んでます。(笑)

こちら http://www.m1905.com/video/play/691777.shtml


(皇帝専門家の心得は?)

誰も皇帝にあったことがないんだから、台本の設定や自分の解釈理解によって演じている。皇帝役と言っても毎回違う。

(馮波さんにまつ毛が長くて可愛らしいと言われ)

長いまつ毛はジャマ。メイクの時もメンドウ。   ←あっそ!むかっ


本編「光影星播客」 はこちら http://www.m1905.com/video/play/696150.shtml

1分40秒あたりから5分あたりまで、公子のインタビューがあります。

Q: この映画の中でも「皇帝」を演じていますが、皇帝の役には慣れたでしょうか?

A: いいえ。李治、李世民、乾隆、溥儀、崇禎、それぞれ年齢も地位も時代も違うので、僕にとっては別々な役です。

Q: じきに皇帝を一通り演じそうですね。

A: はい(笑)

Q: 今回はどのような感想を持ちましたか?

A: 王競監督とご一緒したことで多くの啓発を得ました。いつも皇帝役、時代劇ばかりで型通りの演技になることは、演員として心配。監督からは内側を掘り下げて一人の人間として演じるようにご指導いただきました。

Q: 事前の準備はどうですか?

A: 出演シーンは多くありませんが、崇禎帝の歴史資料を読んだり師匠と話し合ったり。現場では、最初の撮影は将軍から報告を受けるシーンでしたが、監督からは「いかにも時代劇いかにも皇帝」な皇帝は要らないと。戦況が悪く非常に焦燥感を抱いている精神状態に自分を置いて役に入りました。

Q: この前は舞台劇をやり、映画やテレビもやり、順調に活躍されていますが、今後はどの方向を望んでいますか?

A: 伝統劇出身なので舞台には思い入れがあります。舞台劇をやった時は本当に充実していました。でも映画やテレビドラマにもそれぞれ魅力があるので、どれも必要です。形が違っても芸術として共通するものがあり、自分にプラスになると思うから。

Q: 師匠はあなたを助け、導いてくれますが、師匠の身上から学ぶことは?

A: 浮ついたものを捨てることです。いわゆる「明星」になるのではなく、本当の演員であるための方向、役作り、作品の質など目指す芸術性が決まってくると思います。

Q: 師匠はご自分に厳しい方ですが、あなたにも厳しいですか?

A: はい、といっても言葉がキツイとかではなく友人のような付き合いをしてくださいますが、彼の意見はやはり的を射ています。

Q: 今後も共演したいですか?

A:舞台でも映画、ドラマでもいいからぜひ共演したいと思います。


この番組は同チャンネルで放送される映画を毎日紹介しています。動画の後半は、数日分をまとめたものとなっています。


百度余少群吧に、2008年『梅蘭芳』の宣伝の時と、昨年『地下室驚魂』の宣伝の時、そして今回の出演が集められました。http://tieba.baidu.com/p/2599050496

見比べるとなかなか面白いので、サンプルとして一つずつ動画のリンクを貼っておきます。

一回目
余少群(ユィ・シャオチュン)のブログ&ミニブログ  日本語版 
http://mv.baidu.com/export/flashplayer.swf?vid=7e47f06ca31669127d2bc9d2&autoplay=true


二回目
余少群(ユィ・シャオチュン)のブログ&ミニブログ  日本語版 
http://www.tudou.com/programs/view/BynkCTByGto/?resourceId=118617422_03_0_01


はにかみが残り初々しい1回目、表情が豊かで自信が感じられる2回目、そして今回は力みが少ないと言うか、より自然体。私はそんな印象を受けました。


▲最後は「愛説電影」です。

こちら  http://www.m1905.com/video/play/699925.shtml


ゲスト紹介の時、「どうして余少群が来ているの、出演してましたっけ」とからかわれています。ひげをつけた大人っぽい様子に余少群だとは思わなかったというジョークになったんですね。「それは褒め言葉ですね?」と公子。「天然萌えの少群が崇禎帝を演じるのは難しそうだと思いませんでしたか?もう一つ、師匠と共演するプレッシャーもあったでしょう?」という質問には、「現場では師匠と会わなかった。でももしも監督が師匠に『君の弟子は・・・』と苦情をおっしゃることがあったらもう終わりだとプレッシャーだったのです」。あら、ご謙遜を。監督もプロデューサーも公子の演技には満足だそうです。

2003年のサーズを振り返った話では、「僕はサーズ騒動を経験していないようだ」。確かに、まだ漢劇をやっていた頃で宿舎と稽古場だけの毎日では、サーズのパニックとは無縁だったかもしれません。

公子の王監督評は「演員の状態をよく調整してくださる。こうしろ、ああしろというのではなくて、この様にしたらどうだろうかと相談するように話してくれる」だそうです。番組を見ているだけでも、物静かな文化人って感じがしますね。

師匠が推薦してくださったこの仕事は、公子にとって良い経験になったことでしょう。




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