父の納骨を、無事に終えました。
今日の参列者も、葬儀の時と同じ。
総勢10名での超アットホームな法要になりました。
この一週間くらい、納骨してしまうことをすごく迷っていました。
本当に父が居なくなってしまうような気がして、嫌でした。
もう居ないんだけど、さらに遠くに行ってしまうような気がして。
石屋さんに納骨キャンセルの電話を、掛ける寸前まで行きましたが、何とか踏み止まりました。
だって父は絶対に、いつまでもお骨を持っておくようなことはするなって言うはず。
叔母にそんな話をしたら、「これで良かったんだよ」と言ってくれました。
「早く納骨して、前を向いて行け!って言うはずだよ」って。
だよねー、そうだよねーなんて言っていたら、ご住職まで「そうだそうだ」って(笑)
それでもやっぱり、ヘタレなわたしは淋しいわけです。
そしたら五十嵐先生がまた、わたしを力づけてくれました。
ゆみこさんの身体自体がお父様から分け与えられたものですから、
いつでもゆみこさんの身体にお父様はいらっしゃいますよ
そうだ、そうだよね。
外にばかり求めたり探したりしないで、自分の中に父を探せばいい。
顔だって、わたしがいちばん父に似ているって親戚から言われていた。
わたしが生きてる限り、父もまだ生きてるってことなんじゃないかって。
ちょっと拡大解釈ではあるけど、そう思えば少しは淋しさも紛れるかな。
父の骨壺が墓石に隠れてしまったときは、何とも言えない気持ちになりましたが。
明日からまた、気持ちを切り替えて元気に過ごそうと思っています。
それに、ようやくコロナ制限がなくなりそうですしね!
緊急事態宣言が出されたのが4/7。
なのであちこちで、父の命日である4/8から休業しますとの貼り紙がありました。
そして父の納骨が無事に終了した翌日に、その宣言が解除される。
コレ、絶対父が何かしら関与しているんじゃないかと(笑)
現実逃避しまくって、やるべきことができなかったりとか。
何ならわたしまでケガやら病気やらで、物事が進められなくなったりとか。
父が、そんな事態を防ぎたかったんじゃないかと思っちゃう(笑)
だいじょうぶ、ホントはそんなわけないってことも、ちゃんとわかってます。
父から譲り受けたクルマの中で、先日こんなものを見つけました。
この日から、父の闘いが始まったんです。
かかりつけ医から紹介されて、初めて大きな病院へ行って。
朝の9時45分に駐車場にクルマを停めて、夕方18時過ぎまで診察や検査をひとりで受けたのでした。
夕方17時過ぎに、わたしに電話を掛けてきて、「由々しき事態みたいだぞ」って他人事みたいに言ってたことを思い出します。
このまま入院してくれと医師に言われたのに、「猫が心配だから帰る」と言い張った父(笑)
翌日から毎日、点滴に通うことを条件に帰宅させてもらったのでした。
この日はまだ、さすがに末期ガンとは思わなかったな。
このレシートは、大事に取っておこうと思います。
病院のスタッフの方々には、本当に良くしていただき、とても感謝しています。
今年のお盆は、父のためにキュウリとナスで馬と牛を作ってあげようかな。
これでホントに一段落ついたなって気がしています。
心配してくださっていたみなさん、本当にありがとうございました。
わたし頑張ったよ!