昨日1月7日から、いよいよ父の抗がん剤投与が始まりました。
私は仕事を休むわけにいかない状況に追い込まれてしまったので、見舞いは妹におまかせ状態。
妹はいつも、午後イチくらいに病院へ行きますが、昨日到着した時にはすでに点滴が始まっていたそう。
点滴始まるやいなや、気持ち悪くなったりするのかな??とか、私たち姉妹は何日も前から気が気じゃなかったのですが。
父は全く何ともないようで。
数日ぶりの点滴に、「ちょっとは病人らしく見えるかな」とかニヤニヤしていたそうな
点滴が終わったころには妹は帰宅。
夜になったら錠剤も飲むということは聞いていたので、仕事が終わった後に私は父にメールをしました。
大丈夫か?的な内容だったのだけど、全く反応がありません。
父はメールは打てないので、こちらからメールすると電話で返してくるのですが、それがない。
急に心配になって、妹にLINE。
私:父ちゃんにメールしたのに、なんも返事こないよ!
妹:おじーのことだから、飯に夢中で気が付いてないんじゃないの?
私:そんな夢中になるような飯じゃないじゃん!
妹:ラウンジまで電話しに行くのがしんどいとかじゃなきゃいいけど
とかとか、えらく心配しながら過ごしました。
心配で、今日は朝も昼も何も食べられなかったくらい。
妹からの連絡が待ち遠しいような、恐ろしいような。
毎日、仏壇にも神社にも、副作用が軽く済みますようにと祈っていたけど、通じてなかったのかなぁとか、仕事中もはっきり言って上の空。
でも、妹からのLINEを見て、もう脱力しました・・・。
見舞いに行った妹の顔を見て、父が放った最初の一言。
「今日は鯛焼きないのか?」
もう、「はっ?」って思いません??
こっちは一晩中、ゲーゲー苦しんでたりしないか心配で寝られなかったのにさ!
妹だってまさか鯛焼き食べるほど元気も食欲もあるとは予想してなかった。
病院内のファミマでヨーグルトと羊羹(なんだ、この組み合わせ)買って来たら、ペロッとたいらげたそうですよ。
苦しまれるよりは全然いいですけどね!
私がおはぎを持って行った時も、「やっぱりおはぎ最高だね」とか言ってあっという間に食べてたし。
変な話、死神がお迎えに来ても、張り倒して撃退しちゃいそうなほど元気です。
末期がんの人たちの、希望の星になれるんじゃないかと思っちゃう。
とりあえずこんな感じで。
週末に、1ケ月ぶりに退院して来られそうです。
ご心配頂いている皆さま、おかげさまで順調に事を運ぶことができています。
本当にありがとうございます!
明日も頑張れよ~、父ちゃん!