- 前ページ
- 次ページ
あのひ、わたしは
あなたの ちいさな ゆびの
その いっぽん いっぽんに
キスを した。
はじめて ゆきが ふったひ
そらへ むけて だきあげた
あなたの まあるい ほっぺのうえで ゆきが とけていった。
みちをわたるとき、
あなたは いつも
わたしの てに しがみついてきた。
いつのまにやら あなたは
おおきくなって、
わたしの あかちゃんは、
わたしの こどもに なった。
すやすやと ゆめを みている あなたをみながら、
わたしも ときどき ゆめを みる・・・
いつか きっと、
あなたも とびこむのだろう。
ひんやり すきとおったみずうみの みずの なかへ。
ほのぐらい もりへ
さまよいこむことも
あるかもしれない。
うれしくて たのしくて、
ひとみを きらきら かがやかせる ひが きっと ある。
しんぞうが はりさけそうに なるまで はやく、とおくへ、かけていく ひも くるだろう。
もっと たかく、もっと たかくと はずみを つけて、めまいが するほど たかくまで、じぶんを ためすことも あるだろう。
かなしい しらせに
みみを ふさぎたくなる ひも あるだろう。
あなたが かぜに むかって たからかにうたう うたを かぜが とおい ところへ はこんでいく。
やがて、せいいっぱい
てを ふりながら
しだいに とおざかっていく あなたを
みおくる ひが やってくる。
あなたは ふりかえり、
あんなに おおきかった いえが とても ちっぽけに みえることに おどろくだろう。
いつか あなたも、
たくましくなった
その せなかに ちいさな おもさを せおうときが
くるかもしれない。
わたしの まえで
こどもの やわらかな かみのけを とかすのかもしれない。
そうして いつか
ながい としつきの はてには、
あなたじしんの かみも
ぎんいろに かがやく ひが やってくる。
わたしの いとしいこ。
そのときには、どうか わたしの ことを おもいだして。
あなたの ちいさな ゆびの
その いっぽん いっぽんに
キスを した。
はじめて ゆきが ふったひ
そらへ むけて だきあげた
あなたの まあるい ほっぺのうえで ゆきが とけていった。
みちをわたるとき、
あなたは いつも
わたしの てに しがみついてきた。
いつのまにやら あなたは
おおきくなって、
わたしの あかちゃんは、
わたしの こどもに なった。
すやすやと ゆめを みている あなたをみながら、
わたしも ときどき ゆめを みる・・・
いつか きっと、
あなたも とびこむのだろう。
ひんやり すきとおったみずうみの みずの なかへ。
ほのぐらい もりへ
さまよいこむことも
あるかもしれない。
うれしくて たのしくて、
ひとみを きらきら かがやかせる ひが きっと ある。
しんぞうが はりさけそうに なるまで はやく、とおくへ、かけていく ひも くるだろう。
もっと たかく、もっと たかくと はずみを つけて、めまいが するほど たかくまで、じぶんを ためすことも あるだろう。
かなしい しらせに
みみを ふさぎたくなる ひも あるだろう。
あなたが かぜに むかって たからかにうたう うたを かぜが とおい ところへ はこんでいく。
やがて、せいいっぱい
てを ふりながら
しだいに とおざかっていく あなたを
みおくる ひが やってくる。
あなたは ふりかえり、
あんなに おおきかった いえが とても ちっぽけに みえることに おどろくだろう。
いつか あなたも、
たくましくなった
その せなかに ちいさな おもさを せおうときが
くるかもしれない。
わたしの まえで
こどもの やわらかな かみのけを とかすのかもしれない。
そうして いつか
ながい としつきの はてには、
あなたじしんの かみも
ぎんいろに かがやく ひが やってくる。
わたしの いとしいこ。
そのときには、どうか わたしの ことを おもいだして。

