こんにちは、ゆきとろです。
私は2023年4月に、「IgA血管炎」という病気の疑いで皮膚生検(ひふせいけん)を受けました。皮膚生検をこれから受ける方にとって「痛いのかな?」「傷跡は残るのかな?」など、いろいろと不安なことだらけですよね。今回は、リアルな体験記としてできるだけ具体的にお伝えします♪
<注意点>
私は、IgA血管炎かどうかを診断するために皮膚生検を行いました。検査の目的によっては、内容や進め方が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
この記事はこんな方におすすめです♪
- これから皮膚生検を受ける予定があり、不安に感じている方
- 皮膚生検がどんな検査なのか、ざっくりと知りたい方
- 同意書が必要な「本格的な検査」が初めての方
最初にまとめ! 当日のチェックリスト
忙しくて全部読めない……という方のために、「これだけ見れば大丈夫!」というチェックリストを作りました。ぜひ参考にしてくださいね。
・皮膚生検とは、症状が出ている皮膚の一部を局所麻酔で小さく切り取る検査
・麻酔の瞬間がいちばんの山場
・麻酔が効けば「痛み」はほとんど感じない
・当日は入浴・シャワー不可
・翌日からは入浴可(泡でやさしく洗うと感染予防に◎)
・抜糸まで(約1週間)はできればアルコールを控える
・足の皮膚生検をする場合は交通手段を要確認
・検査前に写真撮影がある場合あり(服装に配慮を)
・結果が出るまで約3週間
・傷跡が完全に消えるのは難しいが全く気にならない程度には治る
当日の流れ
当日は、「事前説明・同意書サイン」→「症状が出ている部分の写真撮影」→「皮膚生検本番」という流れで進んでいきました。ここからは、それぞれの内容について詳しくお伝えします。
事前説明・同意書サイン
まず、処置を担当する先生から、これから行う皮膚生検について資料を使いながら丁寧に説明してもらいました。説明を聞いた後、同意書にサインをして処置が始まります(説明資料や同意書の控えはもらえました)。
「簡単に言うと、局所麻酔して症状が出ている部分の皮膚を5mmくらいクリッと取って検査に出します」「二針くらい縫います」と、先生から説明を受けました。あえてくだけた表現を使ってくれたのだと思いますが、「クリッ」という言葉が妙に怖かったです(笑)。
他にも注意点や合併症についての説明がありました。重要な点に絞ってご紹介します。
<注意点>
・当日はシャワーを含め入浴できない
・翌日以降は入浴可能(感染を防ぐために傷口を泡でしっかり洗う)
・ガーゼ付きの絆創膏で毎日覆う
・抜糸のために1週間後に再受診が必要
・抜糸までは極力安静
・アルコール飲料は血流が良くなるため抜糸までは控える
・結果が出るまで約3週間
・皮膚生検をしても、数%は診断がつかない場合がある
<合併症>
・跡が残ってしまう
・稀に再出血する
説明資料にはその他の合併症として「神経障害の可能性」や「皮膚壊死の可能性」など恐ろしい言葉も並んでいますが、過度に心配しなくても大丈夫です!
今までに同意書が必要になるような検査をしたことがないと不安になりますが、「事前にきちんと説明したよ」という事実が大切なので、少し皮膚を取る程度では、よっぽどのことがない限り起きないようなことも書かれています。落ち着いて冷静に対応してくださいね。
ちなみに、「今日は何で来ましたか?」と聞かれたので、「自転車で来ました!」と言ったところ、少し不穏な空気が流れました(笑)。どうやら、足に力が加わって傷が開いてしまうことを心配していたようです。
先生:自転車なんですね〜。じゃあ、腕から取ろうかな。腕は症状出てる?
私 :腕は出てないです。自転車で10分くらいでそんなに遠くないですよ(別日になるのはなんとしても避けたい……)。
先生:うーん、じゃあなるべく力が加わりにくい場所を選びます。
結果的に再出血は起きませんでしたが、先生の判断によっては検査日が別日になる可能性もあります。実際の説明資料にも、「足の検査・手術の場合は、当日は車での来院を控えるように」との記載がありました(つまり、自転車や車など自分で運転する乗り物は控えるということだと思います)。検査箇所が足の場合は、当日の交通手段について事前に確認しておくと安心です。
症状が出ている部分の写真撮影
記録として、症状が出ている部分を一眼レフのようなしっかりしたカメラで撮影されました(まさか撮られるとは思っていなかったので、少し戸惑いました)。
私の場合は足先から太ももまで症状が出ていたので、太ももの上の方まで撮られました。スカートを履いたままあげるだけで大丈夫でしたが、スカートの中にペチコートやレギンスなどを履いている場合は脱ぐ必要があります。
処置室には数名の先生がいましたが、撮影時はカーテンで仕切り、女性の先生のみで対応するなど配慮がありました。
いよいよ皮膚生検! 実際の痛みはどれくらい?
まず、どの皮疹を採取するかを決めます。台の上に仰向けになり、処置を受ける直前は「わー、ついに始まる!」と内心ドキドキでした。
結構わかりやすい位置の皮疹を取ることになりそうだったので、ダメもとで「すいません……もうちょっと目立たなさそうなところとか難しいですかね……?」と聞いてみましたが、治りかけている部分を取ると結果が出ないとのことで無理でした。
次に消毒をして麻酔の針を刺します。正直に言うと、ここが緊張と痛みのピークでした!
とはいえ、そんなに怖がらなくても大丈夫です! 確かに針が刺さる瞬間はチクッとした「痛み」がありますが、私の感覚では歯医者の麻酔と同じくらいか、それよりも楽に感じました。
麻酔が効き始めると、触られている感覚は残りますが「痛み」はほとんどありませんでした。
これから皮膚生検を受ける皆さん、麻酔の注射を乗り越えれば、気持ち的にはもうほとんど終わったようなものです! どんなことが行われているのか想像すると不安になりやすいので、あとは先生に任せて、なるべく力を抜いてリラックスしてみてくださいね。
終わった瞬間は、私でも「思ったより大丈夫だった」と思うことができましたよ。
最後に次回の抜糸の予約を取り、痛み止めの薬を処方してもらって終了です。
皮膚生検後の過ごし方
麻酔が切れてくるとじんわりとした痛みを感じましたが、私の場合は処方された痛み止めを使わなくても耐えられる程度でした。
当日はシャワーを含め入浴はできませんが、翌日からは入浴できます。先生から「泡で洗うとしみそうで嫌がる患者さんもいるけど、感染を防ぐためにしっかり泡で洗ってくださいね」と言われていたので、毎日石けんで洗って絆創膏を取り替えました。
2日後にはパートの仕事も問題なくできていましたし、1週間後の抜糸も無事に終えることができました。
傷跡は残る?
傷跡は、時間の経過とともに少しずつ目立たなくなっていきますが、完全に消えるのはなかなか難しい——というのが経験から感じていることです。
私の場合、検査から2年以上が経過していますが、今も薄く跡が残っています。それでも、日常生活で気になることはほとんどありません。
おそらく皆さんも、自分の皮膚で何が起きているのかわからない不安な状態から、少しでも前へ進むために皮膚生検を受けるのだと思います。
時間が経つにつれて、きっとその傷跡も「頑張った証」として前向きに受け止められるようになると思います。
皮膚生検のリアルな体験レポートでした。
やる前はとても怖いですが、終わってしまえば私でも「案外大したことなかったな」と思える検査でした。
これから皮膚生検を受ける方の参考になれば嬉しいです♪