昨夜のお月様は 満月前日14.2。
火星と仲良く 輝いています。
今宵は 今年最後の満月でございますにっこり
もうすぐ 昇ってきますね。




さて。
毒親の居る家庭の話。

今日は 『機能不全家族』です。



まず『家族』って 何する団体ですかね?


団結。
語り合い。
支え合い。


私達は 当たり前のように 
家族間で これらを行っています。
それが 家族ですよね。


『機能不全家族』は 家族としての機能が
十分に 備わってない 家庭の事を言います。



お母さんが 加わると 崩れたり
お父さんが 加わると 崩れたり。
そもそも 両親ともに 壊れてたり汗




毒親は 自分の価値観を
家族に 押し付け

自分の思うように 動かしたがります。



団結とは
人々が力を合わせ 強く結び付く事。


語り合いとは 話をし合う事。


支え合いとは
互いに相手の助力となり
状態や関係を 維持して行く事。




毒親は 子供が 自分のために 
存在する事が 当たり前。



育ててやってる事に感謝して
子供は親のために 頑張るのが 当たり前。



毒親の正解に 従わされます。
「話し合う」事など 到底 出来ません。


こうして子供は 枯れた心に
おかしな価値観を 流し込まれ育ちます。





過保護…子供が出来る事でも 手を貸します。


過干渉…子供の気持ちは関係なく、親の望み通りにするため 禁止や命令をします。


存在否定…子供をストレス発散に使います。自分のイライラなどを 子供のせいにして罵倒したり、無視したり、いらない子、迷惑な子として 扱います。


話を聞かない…子供の話を聞いて寄り添う事をしません。『母なんか(父なんか)もっと大変なんだよ』と言い、子供が話したい事よりも 自分の事を優先して話します。


制圧…子供が 正面から反抗出来ないように、望み通りに動かない子供に対して、大きなため息をついたり、不機嫌になって見せ、失望をアピールします。子供は素直な表現が出来なくなります。


口を出し過ぎる…子供の進路や友達関係、恋愛などに 口を出し、親の経験や価値観に基づいた決定を下させます。


嫉妬…子供の成長に幸福感を抱くのでは無く、自分よりも若く元気な子供に対して 嫉妬をします。屈辱したり罵る事をします。
 

管理と支配…子供の様々な決定に干渉し、思い通りにコントロールしようとします。自分の人生のより所である子育てが、子供の成長に伴い 失われる事を過度に恐れて、支配に走ります。





毒親は『自分が毒親である』という事実に 
気付いていなかったりしますが

説明されても 認めようとしません。



『子供のため』だと 言います。
自分は 子供を大切に想う よい親だと言います。


そして毒親は すぐに逃げます。

でも、だって、と 言い訳をします。
話も すり替えます。




でもね。

『子供のため』と 言うなら
子供の心を 否定しませんよね。



不信、自信喪失、劣等感、依存。
意見が言えない。
承認欲求が強い。
頑張り過ぎる。


色んな 生き辛さは
子供が経験を重ねる度に 現れ出します。


まさに毒です。



こんな事も 出来ないのか。
こんな事が 分からないのか。
役立たず。
馬鹿は 話すな。
アホは 死んでしまえ。
生きる価値もない。
なぜ生まれてきた。
消えてしまえ。



毒親が 放った言葉は
子供の心に 突き刺さり
心の中へと 落ちて行って
子供の内面として 生き続けます。


この洗脳は 根強い……
子供が 大人になってからも 続きます。

そして その子が 毒親として君臨する…
また子供達をコントロールする 毒親となります。



それが 世代間連鎖です。



『あんな親には なりたくない』と
心の底から 思っていたはずが

ふと気付くと
自分も 毒親のような 言葉や態度で
子供を育てているという 現実がやって来ます。



これを 断ち切れるのは 自分だけですが
まずは 認めなければ いけません。

毒親には そのスタートすら 難しいのです。



劣等感で 満たされた心は
人をこき下ろす事で 
優越感を得ながら 生きていたりします。

だから 認める事は 地獄なんですね。



親になったなら 無条件で
子供が 親を愛してくれますよ。
その愛を 歪まさないであげて欲しい。



子供の頃の自分に 聞いてみてください。


親に どうして欲しかったか。
通って来た道に 答えがあります。


みんなが 幸せでありますように流れ星