皆様にご報告しなくてはならないことがあります。
妻・高橋由佳が2019年6月7日に家族に見守られながら、大好きだった自宅で静かに息を引き取りました。
1年半前にがんと診断され、主に自宅で療養しておりました。
病状など親しい友人にも告げておらず、このような形での報告になったことをお許しください。
私の転勤で上京。コーチングに出会い、「みんなを笑顔にして、自分も笑顔になれる」と天職に出会えたと喜んでおりました。病気が分かったのは、広島に戻って順調にコーチング業をスタートさせた矢先のことでした。もう少し、コーチとして成長する姿を見守りたかったのですが・・・。始まったばかりのセミナーも中断せざるを得ませんでした。
応援していただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
ただ、絶対に病気を治すんだーと、食事を見直したり、免疫力を上げるためにできることを調べて実践していました。治療方針も自分で選んで、強い意志を持って治そうとしていました。自分が出かけられないなら、自宅に来てもらおうーと、今年の2月には自宅で手帳術を開こうとしていました。日々、弱っていく妻でしたが、友だちや生徒さんに会ってくると、「楽しかった。やっぱり人に会うと元気になるね」と言って、力をいただいていました。
高橋由佳に代わって、生前妻とご縁があった皆様に心よりお礼申し上げます。
妻が大切にして活用していた手帳。最後の書き込みは4月15日。「とびきりのいってらっしゃい♪とおかえりを●(私)、●(息子)、●(娘)に言うんだー♥ 私にできることはまだまだあるはず!!」と記されていました。手帳には最後まで前向きな言葉しか残されていませんでした。家族を大切にし、たくさんの人を笑顔にしてきた妻を自慢に思います。
最後に、妻に出会ってくれたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
2019年6月18日
夫・高橋洋史
※遺影の写真はプレシャスマミーの谷亜由未先生を広島に招いたときに皆さんと集合写真を撮らせていただいたときのものです。亡くなる数日前に、遺影は満面の笑みのでお願いねと頼まれていました。