(四毒を)食べる時に、これ食べたら明日どうなるのかなっと思って生活してみてください。必ず関係があります。
吉野敏明
引用元:二十歳を過ぎてからの病気に偶然は無い、必ず原因がある!その殆どが「ほんのちょっとだけ」の四毒だ!
「偶然風邪をひいた」「何となく体が重い」実はそれ、思い込みではありません。よしりんは、私たちが抱える“何となく不調”の裏に、必ず原因があると語ります。そして、その原因の多くは、普段の食事に潜む“四毒”にあるのです。四毒が、体と心と魂に与える悪影響は甚大です。
1. 「偶然の病気」は本当に偶然か?
多くの人が「風邪ひいたのは偶然」「今日は調子が悪いのは疲れだから」と受け止めがちですが、よしりんは「二十歳を過ぎてからの病気に偶然は無い」と断言します。幼少期や思春期に比べて、成人後は生活習慣・食習慣・ストレス・環境の複合的な要因が積み重なっており、偶然のように見えても、その裏には必ず何らかの原因が潜んでいるというのです。特に、日々少しずつ摂り続けている“ほんのちょっとだけ”の負荷が体に蓄積し、ある時限界を迎えて体調不良として顔を出すのです。
例えば動画の中で、よしりん自身が四毒を控えるようになってから、アレルギー検査の数値がゼロになったというエピソードが紹介されています。偶然ではなく、明確な食生活の変化と体の変化がリンクしていたというのです。
このように「何となく体が悪い」「たまたま風邪をひいた」と感じる瞬間こそ、自分の生活を振り返るサインかもしれません。
2.四毒を復習する
小麦(グルテン)―腸・血糖・免疫への波及
まず「小麦(グルテン)」について。動画の中では、よしりんが「小麦の中のグルテンが良くない」「今の小麦は30~40年前のものと別物」と語っています。グルテンが腸の粘膜にこびりつき、腸のバリア機能を弱め、自己免疫反応を引き起こしています。
動画では、よしりん自身の経験として「小麦を食べなくなってから鼻詰まりがなくなった」「肌の調子が良くなった」といった変化が語られています。
植物油―“質”が招く見えないサビと炎症
次に「植物油」。現代では「植物油=ヘルシー」というイメージがありますが、よしりんは「植物油が体を酸化させる」「油の質が落ちるとかえって体に負担になる」と語ります。例えば、加工された高オメガ6の油や揚げ物で使い回された油は「見えないサビ=酸化ストレス」を体に与えます。
動画内でも、植物性油を多く摂った翌日、肌のくすみや疲れ、目のかすみなどが出る例が紹介されています。つまり、油の“量”だけでなく“質”と“加工・加熱・酸化”の影響も見逃せないというわけです。
乳製品―ホルモン・腸・アレルギーとの関係
3番目の毒として「乳製品」が挙げられています。動画内でよしりんは、牛乳・チーズなどの乳製品には「エストロゲン・IGF(インスリン・ライク・グロース・ファクター)」というホルモン様物質や、カゼイン・ホエーといったタンパク質が含まれており、これが大人が大量に摂るとホルモンバランスを狂わせたり、自己免疫系のトリガーになると言います。
よしりんは、乳製品の摂取によって「子宮・卵巣・乳がん」のリスクが高まる症例を目の当たりにしています。
甘いもの(精製砂糖)―血糖・免疫・細胞老化への影響
最後の「毒」は「甘いもの」、すなわち精製された砂糖・加糖製品などです。よしりんは、甘いものを摂ると「AGES(終末糖化産物)」が生成され、細胞や組織を傷つけて老化を促す可能性があると言います。動画では、甘いものを控えた人ほど「歯が綺麗になった」「肌のシミが薄くなった」という報告が出ています。
これも日常的に少しずつ摂ってしまうことで、“ほんのちょっとだけ”が積み重なり、長期的には体の中で“見えない傷”となって蓄積されていくという見方です。健康情報サイトでも「血糖値の乱高下」「甘いものの過剰摂取による免疫低下」「腸内環境悪化」などが指摘されています。
3. ほんのちょっとだけの習慣の変化が人生に違いをもたらす
動画でよしりんが強調しているのは、「ほんのちょっとだけ変える」「意識を向ける」ということです。「ほんの一口ケーキ」「ほんの一枚パン」「ほんの少し揚げ物」――こうした“少量・少頻度”が、体調を揺らす“きっかけ”になるからです。
そして、よしりん自身の経験談として、小学校時代に重度のアレルギー性鼻炎を抱えていたが、大学に入って食生活を変えた結果、数年後のアレルギー検査で異常なしになったという話も紹介されています。これは「偶然」ではなく、習慣を変えた結果だったのです。
具体的には、食事記録を毎日つけて「これを食べた翌日どうなったか」を観察することで、自分の体と食品の“相関関係”に気付くことができるとよしりんは述べています。そうした小さな気付きが、病気を未然に防ぐ鍵となるというわけです。
まとめ
体調不良や病気に「偶然」などありません。よしりんが示すように、二十歳を過ぎてからの不調の多くは、日常に潜む「ほんのちょっとだけ」の四毒による蓄積が原因です。最善策は、「ズバッ」と四毒をやめることですが、四毒抜きの第一歩として、「四毒がどれだけ体に悪影響を与えるのか」を意識してみます。意識して変えてみることで、大きな変化に気づくことができるでしょう。