宜しく
致します
下さい

意味もわからず
使っている人を見かけると
それ間違ってんで
と言いたくなります。


こんにちは、夕飯の味噌汁です。


前回までのお話は
私がストレスに気づきにくい
鈍い性格になった
(感情表現が苦手になった)
キッカケの
家庭環境について
お話をしました。


ここまではあくまで
入口なので
まだ降ろしたりません(笑)


「いや、笑えませんやん…」

そう思いますか?


私自身はもうこの性格とも
付き合って長いので
諦めている部分も多いのですが
皆さんには初めて話す話なので
理解されなくても
当然だと思っています。


面白い話じゃなくてすみません。


話すか迷ったんです。

お笑い好きとか言いながら
面白くない生い立ちを話し
「もう、あんたで笑えんやん」と
思われるなら、無かったことにして
闇に葬りさろうかなーとも思いました。

でも、ずっと
小石に躓いている状態で
なんか足元悪いなぁ…って感覚が
消えなくて。


今まで隠して進んできたレールが
なんか曲がっているような気がして
今になって気になり出したので
受け入れられるかわからないけれど
話してみようと思いました。


なので前回もお伝えしましたが
これは私の
【不幸自慢】でも【悲劇のヒロイン】話でもなく
ただただ起こった事実をお伝えし
なので今こんな風に生きていますという
ただのお話なので
【大変だったね】【辛かったね】といった
感想も大丈夫です。


前回、兄の暴れん坊な部分を
お話しました。

母に刃物を向けた以外にも
飲酒運転で免停、
乗ってた車を下手に改造して
火災起こしたりと
色々しでかしていますが
元々はこんな何かを自分から
出来るような性格ではなかったんです。

幼少期は体も弱かったですし
我儘で私には強気でしたが
引っ込み思案な性格で
人見知りをして
誰にでもヘラヘラしているような
ところはありました。

そもそも兄があんな風になるまでは
うちの家族は理想を絵に描いたような
仲良し家族でしたが
兄の中学の時に出来た仲間が
最悪でした。


仲間が…というか
ある1人の男が最低なやつでした。


そいつとは
兄が20歳の時に
飲酒運転で免停になった時に
父から
今後一切うちの家族とは関わらないという
約束事を書面で交わしたので
今は縁が切れています。
窃盗や暴行等で
少年院に入っていたとの話です。


それくらいの話であれば
他人事で興味もなかったのですが、
私はそいつを今でも許せません。


あれは、私が
小学5年生の時でした。

休日の夕方、部屋で昼寝をしていたら
コンコンとドアを叩く音がしました。

ドアを開けるとそいつと
その後ろに兄が立っていました。

そいつは私にこう言いました。

「パンツ見せてよ」

何も言えないでいた私をそいつは
お姫様抱っこをするように無理矢理抱え
私のスカートを捲りました。

その光景を
兄は笑って見ているだけでした。


それ以上の行為はされていませんが
ハッキリとトラウマを植え付けられたのは
事実です。



しかし、悔しいのが
なんで男子は女子のパンツが
見たいんだろうと
あの頃はその行為自体に何の意味があるのか
私にはあまりにも若すぎて
理解が追いついていなかったんです。

なので気持ち悪いと
全てを理解したのは
性行為がどんなものなのか
ちゃんと認識した
中学生になってからでした。


あの時からでしょうか、
私が兄を【クズ】と
陰で呼ぶようになったのは。


母と揉めているだけであれば
怒るのも無理ないと
思っている部分もあったので
許容範囲でしたが
この出来事だけは
今も思い出しては寒気がするほど
兄を軽蔑するには十分なものでした。


なので、母のことは
今は笑い話の対象にして
消化出来ますが
兄に関しては無理です。
幼少期のエピソードが限界です。


この事から私は
少し男性と触れ合うことに
潔癖な部分があります。


この人なら触っても平気という
ハードルが高くなっています。


優しい人が苦手なのもこのせいです。

何か裏があるんじゃないか
体目当てなんじゃないか
そんなこと言って結局裏切るんだろうと
思ってしまいます。
本音を隠しているんじゃないかと
思ってしまいます。
そんな人ばかりじゃないと
頭では理解するのですが…


すぐ怒る人や
イライラする人が苦手なのもそうです。

今でこそスルーできたり、
それでも話し合えば分かり合えるんではないかと
その人を理解しようと出来ますが
昔は本当に関わるのも嫌でした。


残念なことに
学生時代に変質者に3回出会していたり
中学の保健室の先生が男性で
寝ている時に勝手に
おでこにキスされたこともあり
最終的に全部アイツを何度も思い出しては
気持ち悪くなっていました。

お付き合いした方と
そういうことになりそうになった時も
直前になって無理になったことも
何度もあります。

小さな頃に植え付けられた嫌な記憶は
なんでこうもしつこいんでしょうね…

もうとっくに忘れていたい
出来事なのですが…


好きな人が出来て、
付き合えている人を見ると
たまに羨ましく思います。


私は今まで自分から好きになった人と
付き合えたことがありません。

好きだと言われて
付き合った人はいても
心を預けることが出来ずに
別れてしまうことが多かったです。

それはやはりどこか
この記憶が頭の隅にあり
本能的に避けているんだと思います。


好きになる相手は
【私のことを簡単に好きにならなそうな人】
【簡単に手を出してこなさそうな人】を
選んでいる傾向があります。


良かったなと思う点は
【人のことを好きになれない】とまでは
ならなかった点ですかね…
そこだけが救いです。


もしあれ以上のトラウマを
植え付けられていたら
私はきっと誰も何も信用出来ず
今みたいに笑うことが
出来ていなかったかもしれません。


たかが、パンツ見せるくらい
減るもんじゃないだろうと
思う人がいるかもしれませんが
合意なしに迫る行為は
あなたが考えている以上に
された側は何がキッカケで
傷つくかはわかりません。
現に私がそうです。
だからこそ、行動を移す前に
相手のことを考えて欲しいです。


邪な欲望で心を満たすな。


今はハッキリと
嫌だと言えますが
当時はこの気持ちを
相談できる相手が
いませんでした。


本当に色んなことがあり
自分の感情を
殺してきました。


他の人のことは
顔色ひとつでも
すぐ気づいてしまうのに
自分のこととなると
わからなくなります。


もし隠さずに言えていたら
何か変わったんですかね…


終わったみたいな話口調ですが
まだ全然現在進行形で
トラウマなんですけどねー


これが
私の抱えていた一部です。


他の話は
また話す機会があれば
話したいと思います。


それでは、また。