Prologue
-------自分にはない考えを探しにいく
見失った本当の自分を探しにいく-------
似ているようで似てないようなそんな私たちの物語。
第1章〜自分だけの〜
昔は好きだった性格。
みんなの型に入らない、自分だけの型。
けど、今は違う。
「変わってるよね笑」
って言われるたびに''普通''になりたいって思う。
できるならみんなの型に入りたい。
なのになんでこんなことに...。
普通に登校した。
その日はホームルームの時間に宿題を出された。
「''自分だけ''の個性を作文に書いてきてください。
提出期限は''1ヶ月後''です」
''自分だけ前ならいっぱいあったかもね。
けど今は周りに合わせて生きてる。
だから''自分''を見失っちゃったんだよ。
自分なはずなのに自分がいない。
どこ行っちゃったんだろうな笑。
''今だけ''帰っておいでー笑。
まぁ帰ってくるわけないか。
だって自分を失ったのは自分のせいだもん。
前の自分に戻りたいって思うのは我儘だよね。
第2章〜本当の自分〜
昔は嫌いだった性格。
みんなの型に入ってる、自分じゃない型。
けど、今は違う。
「変わってるよね笑」
って言われるたびにもっと''自分''になりたいって思う。
できるなら自分の型が欲しい。
なのになんでこんなことに...。
学校に登校した。
その日はホームルームの時間に宿題を出された。
「友だちと''一緒でいいこと''を作文に書いてきてください。
提出期限は''1ヶ月後''です」
''一緒でいいこと''前までなら沢山思いついたかもね。
けど今は自分だけの自分で生きてる。
だから''一緒でいいこと''見失っちゃったんだよ。
みんなと同じ環境なはずなのにみんな自分がいない。
私だけ人と違うんだって笑。
''今だけ''帰っておいでー笑。
まぁ帰ってくるわけないか。
だって自分は自分で生きるって決めたのは自分だもんね。
前の自分に戻りたいって思うのは我儘だよね。
第3章〜出会い〜
はぁ。自分だけの個性を書くのとかめんど。
誰得だよ。成績つけるためか。
意味わからん。
「友だちと一緒でいいこととか無いしー!(大声」
なんか遠くから声が聞こえてきた。
...。
てかあの人うちの学校と関わり深い学校の生徒だ。
話しかけてみよっかな。
「ねぇねぇ」
「?」
その人は誰...という目で見てくる。
まぁそうだよな。
私もあなた誰って感じだもん。
自分から話しかけておいてなんだけど。
「あっ君!百日草中学じゃん!」
「そうだよ!君はハーデンベルギア中学だよね!」
「うん!」
「てかさっき大声出してたけどどうしたの?」
「聞かれてたんだ恥ずっ!いやーまぁね。
友だちと一緒でいいことなんてわからないんだ。
人と人は違うから世界は成り立っているのに」
私とは違う考え。
それと同時に私と違う考えの人もいるんだと知る。
「ごめんね。急にこんな雰囲気暗くして...。気にしないで!ニコ」
さっきの表情とは裏腹に笑みを浮かべている。
「大丈夫!なんて言っても相手は本当に許してるから
なんてわかんないよね笑。だから大丈夫って言わない!
私も雰囲気暗くする!」
そして私も今日あったことを相談した。
「私たち似てるようで似てないね笑」
「それな笑。悩みは似てるのに悩んでる理由が逆笑」
じゃあ...!と言って閃いた顔をして言う。
''「一緒に家出したもう1人の自分探す旅に出ようよ!」''
すごく私には魅力的に聞こえる。どんな旅よりも。
「こういう事言ってみたかったんだよねー!」
「私も言ってみたかったな!なんだか映画に使われてそうなセリフ!」
「いいでしょー!(ドヤ」
「ドヤるなー!」
「「wwwww」」
お互い名前を知らないのにすごく波長が合う。
楽しい。そう思えた。
第4章〜旅〜
悩みは似てるのに悩んでる理由が違う君と出会った。
そして一緒に
家出したもう1人の自分探しの旅に出かけることになった。
どこにいったのかそれはわからない。
だけど一緒にいると家出したもう1人の自分が見つかる気がした。
誰かに言われただけじゃない。ただの直感だけど。
「早速今日はどこ行く?」
「今日は近くのカフェ!」
そして2人でカフェに行くことにした。
沢山話した。
なんでみんなと同じがいいか、みんなと違う方がいいか。
「みんなと違ってたら友だちができないんだよ」
「けど周りにあわせて作った友だちに本当の自分さらけ出せる?」
お互いがお互いの意見があるからこそ分かり合えないこともある。
私はそれが好きなんだ。
世界はそうやって成り立っているのだから。
第5章〜作文作り〜
私たちは沢山話し合った。
お互い理解できない部分もあった。
けど人と違うことのメリットはわかった。
第6章〜作文〜
''自分だけ''の個性はまだ見つかっていません。
だけど人と違うことが好きな友だちと関わってわかったことがあります。
それは人と違うからこそお互い助け合えることができると。
私はみんなと仲良くしたくて本当の自分を見失っていました。
今も本当の自分を探し途中です。
お互いのできことを補いながら
見失った本当の自分を探します。
友だちと''一緒でいいこと''なんてまだわかっていわかっていません。
私は私らしさでいる自分が好きです。
だからこそ一緒でいいことがわかりません。
だから今、探しています。
悩みの種は似ているけど悩んでいる理由が違う。
そんな仲間と一緒に探しています。
お互いのできないことを補いながら。
最終章〜旅の途中〜
私たちはまだ旅の途中。
旅は序盤の序盤。
だからまだなんにもわからない。
わからないことだらけ。
足りないものだらけ。
だけどそれはみんな同じ。
だからこそみんな助け合う。
何があるかわからない、けどそれが旅の醍醐味。
私たちは今日も前を向いて歩いていく。