NHK 2017年6月10日放送
同じテーマの新・映像の世紀については以前書きました。
http://ameblo.jp/yu-ak-om-ik/entry-12105371287.html
かぶるところもありましたが、前にはなかったところも多く楽しめました。
以前、書いてないことだけをメモしておきます。
1、ロックフェラー財閥
(1)、ジョン・ロックフェラー(初代)
①、熱心なプロテスタントで収入の10分の1を教会に寄付し
続けた。
②、60歳からゴルフを始める。目的は100歳まで生きる体力
をつけるため。
③、「多大な富は次の2つのうちのいずれかをもたらす。
大いなる祝福か、大いなる呪いか。」
④、1937年 97歳で死去
(2)、ネルソン・ロックフェラー(孫)
①、大統領選に立候補、不倫問題で失墜。
②、フォード大統領によって副大統領に指名される。
⑶、デービッド・ロックフェラー(孫)
①、チェース・マンハッタン銀行会長
②、ワールドトレードセンターの倒壊を目撃して、
「ガン細胞が世界を脅かしている。」
(4)、ジェイ・ロックフェラー(ひ孫)
親日家で国際基督教大学で学ぶ。
(現在、上院議員、旭日大綬章)
2、デュポン財閥
(1)、ナイロンストッキングを生産。
ナイロンの語源は、当時、世界を席巻していた日本の生糸
に対抗する意味を込めた「Now You Lousy Old Nipponese」
(古い日本製品はもうだめだ)であるという説もある。
(2)、GMを買収。シボレーを生産させる。
⑶、マンハッタン計画でプルトニウム工場を建設。
(4)、アポロ計画の宇宙服の開発。
3、モルガン財閥
(1)、ジョン・ピアポイント・モルガン(初代)
1913年の葬儀のときはニューヨーク証券取引所は午前中
の取引を停止した。
(2)、ジョン・ピアポイント・モルガンJr(2代目)
第1次世界大戦において英仏両政府に15億ドル融資(現在
の200億ドルに相当)。
債権回収のため、アメリカの参戦を促し、終戦後は、ウィルソ
ン大統領を操ってドイツに賠償金を課す。
1320億金マルク(ドイツの国家予算の20年分)。
4、ロスチャイルド財閥
(1)、始まりはフランクフルトの両替商
(2)、エドモン
イギリスの委任統治領であるパレスチナへのユダヤ人移住を
支援するが、ユダヤ人とパレスチナ人の共存を望む。
イスラエルにおいて建国の父の一人として尊敬されている。
⑶、第一次世界大戦中、イギリス外相バルフォアは、ロスチャイ
ルドに書簡を送り、資金協力の見返りとしてパレスチナにユダ
ヤ人国家の建設を約束。
(4)、第二次世界大戦中、ヒトラーはフランス・オーストリアのロ
スチャイルドの全資産を没収。
5、コンラッド・ヒルトン
(1)、「ホテルはアメリカ資本主義のショールーム」
(2)、息子はエリザベス・テイラーと結婚
⑶、ひ孫がパリス・ヒルトン
6、アリストテレス・オナシス
(1)、第二次世界大戦中に石油運搬業で財をなす。
(2)、マリア・カラスと交際。
⑶、ジャクリーン・ケネディーと結婚。
(4)、「俺のような実業家には他人の感情を傷つけないでいること
など不可能だ。確かに俺は多くの敵をつくった。だからどう
だというんだ。」
※ジャクリーンは、「私は権力のある人と結婚しなければなら
ない。」と言っていたそうです。
オナシスの死後、義理の娘と遺産相続争いをした挙句、
64歳で死去。