山水引水記録2018

湿地帯を再現するために腰水で管理していたが夏場の水温上昇対策が必須であった。

敷地内に小さな沢がありそこからなんとか水を引けないか試行錯誤した記録



本当に小さな沢でチョロチョロとしか流れていないがとりあえず少し掘って水を溜めてみる



水を引くには貯める必要があるので土嚢を大小15個くらい作って堰を作る

そこそこ重いので川砂で作ったが山まで持ってくるのに一苦労した
もう二度とやりたくない作業の一つである




堰から庭までは落差が約8メートル
総延長は約120メートル
自然落下で十分引けると判断

取水口にはvp13の塩ビパイプを使用
土嚢を積み上げる際に途中に刺すだけ
ここで水が溜まった時に取水口が水面より確実に下になっている事が大切(空気が配管内に入らないようにするため )
しかしあまりにも下すぎると今度は溜まった泥ですぐに詰まってしまう
堰を作る前に深く掘っておいたのは底の深さを稼ぐためでもある

そこから呼び径18ミリの一般的なものより太めのホースをつなぎ(呼び径13の塩ビとぴったり合う )そこから15ミリのホースを繋いで庭まで引く


画像の上の太い塩ビパイプはオーバーフロー用のもの(後に必要ないので撤去 )



後々色々調べてみたが山水を引くには13の塩ビパイプや15ミリのホースでは細すぎたようである

とりあえずはこれで水が出ているので使ってはいるがまた新たに引くならvp20位がいいのかもしれない



庭に水が来た時はなんとも言えない達成感があった
庭に水の音がするというのは涼しげでいいものである

この年はこれから山水の管理にひたすら苦労することになる