そしてこのことをる考察してゆくと西欧哲学史が行きついた実存哲学をさらに完成させるまでになる
すなわち自己はもうその人一人を指すのではなくすべての人が持っている意識でありしたがって複数存在する
私が意識する自分は他人が意識する自分が全く同じであることを理解すると人は自分を超えて存在することができ、また自分を超えて行動することが可能になる
そうすると自分と他者を同等にとらえ同等な利益をもたらすためになされる事業に価値を見出す
そのために行動するようになる
これはブッダの布教活動の原理である
そしてこれが現在の私たちの理想とすべき行動規範になる
明瞭ではあるが意識されていないこの(自己の普遍性)を世界の行動原理にすべきであると示せば世界の人々は目覚める
すなわちブッダが決意した他社への自己に対すると利益を与えようとする行為を理解し自分自らもそれを実践しようとの決意を促すことになる
西欧哲学のもとになっているキリスト教の示す(愛)の原理と仏教が明らかにした人間行動規範がここに一致し全世界の人々が協力して世界の進むべき道を見出しそこへ向けて歩みだすことが可能になった
自己とはすべての人に遍在するものである
私が自己を最も大切に思うように他の人もそうである
だから人に親切にせよ
このブッダが説いた第一の教示を全世界の人々は理解できる
そしてそれをもとに行動しよう