そしてこのことをる考察してゆくと西欧哲学史が行きついた実存哲学をさらに完成させるまでになる

すなわち自己はもうその人一人を指すのではなくすべての人が持っている意識でありしたがって複数存在する

私が意識する自分は他人が意識する自分が全く同じであることを理解すると人は自分を超えて存在することができ、また自分を超えて行動することが可能になる

そうすると自分と他者を同等にとらえ同等な利益をもたらすためになされる事業に価値を見出す

そのために行動するようになる

これはブッダの布教活動の原理である

そしてこれが現在の私たちの理想とすべき行動規範になる

明瞭ではあるが意識されていないこの(自己の普遍性)を世界の行動原理にすべきであると示せば世界の人々は目覚める

すなわちブッダが決意した他社への自己に対すると利益を与えようとする行為を理解し自分自らもそれを実践しようとの決意を促すことになる

 

西欧哲学のもとになっているキリスト教の示す(愛)の原理と仏教が明らかにした人間行動規範がここに一致し全世界の人々が協力して世界の進むべき道を見出しそこへ向けて歩みだすことが可能になった

 

自己とはすべての人に遍在するものである

私が自己を最も大切に思うように他の人もそうである

だから人に親切にせよ

このブッダが説いた第一の教示を全世界の人々は理解できる

そしてそれをもとに行動しよう

 

現在の中国は他国を侵略するなど考えてもいないし我々もそれはないと思っている

それなのにNATOや日米同盟など中国を敵視する考えのもとで軍事を進めているのは中国にとって不本意であろう

ロシアも同様だ

ウクライナ侵攻はロシアの誤った判断だったがかつてソビエト領内の国であったということから内戦という意識はあったと思う

アメリカがイランを爆撃したとき国際法違反だと非難したのも自らは他国を侵略する意思がないことを表明したのだ

ロシアが日本や例えばフィンランドを侵攻するかもしれないと恐れていることを知って過剰防衛だと述べたことがある

我々としては最悪の場合を想定しておくことは必要であるが以上のように考えるとそれで中国やロシアに身構えさせることのないようにしたい

逆に互いに攻撃しないと協定を結ぶ努力をしたらどうか

そのために経済制裁もやめると取引することによって不戦協定が結ばれれば軍備を縮小することにつながる

核軍縮も同様だ

かれら西欧諸国は他国に対してはなはだ不信感が強い

日本が他国と信頼関係を持ちたいと努めるのは戦争放棄を旨とする憲法を持っているからでもあろう

アメリカ帝国主義・世界の赤化を狙うソビエト

今は日本が世界中に戦争放棄という世界平和を樹立するために必要な思想を広める番だ

核廃絶を成し遂げるためには他に方法はない

先ずロシアや中国に腹を割って話し合いをしなければならないが日本以外にそれができる国はない

そのことを世界中に知らしめよ

東中野修道の“南京虐殺はなかった”という説が間違いであったら日中関係を損なうとんでもない日本政府の誤った判断ということになる

これはアメリカの広島長崎への原爆投下が正しい判断だったとアメリカが解釈した場合の日本人の反米感情を引き起こすこととおなじである

はっきりわからない場合は当然無責任な行為でありまた日本に対して不利益なことであり東中野氏を罰するのが当然であろう

日本政府は南京事件を謙虚に史実に基づいて対応の仕方を決めるため日中両国で事実を確認する努力が必要だ