来月、ある銀行主催の「餅つき大会」で弊社がレンタル商品を準備することになっている。先週、その銀行の支店長たちと話した時、弊社によく来社されるのに、餅つきセットをレンタルしているのを知らなかった、と言う”衝撃の告白”があった。
つまり、「ベビー用品のレンタル屋」としての認知しかされていなかったのだ。・・・・ここに昨今のイベント商品のダウンの一因があるのではないか、と思う。
約30年前、レントオール(RA)鹿児島ステーションが鹿児島で産声を上げたとき、2つのことをよく言っていた。一つは「TELはレンタルの生命線」・・・・これはインターネットが普及してメールでの受発注が多くなっても、まだまだ健在だ。
もう一つが「ショールームはお客様と商品の出会いの場」・・・これもインターネットが普及している現在、過去ほどのウエイトはないにしても、もう一度再考の必要性を感じる。
私どもスタッフは日々商品を見ているから慣れていて何でも知っているが、お客様はいつも「目に見える商品しか分からない」と考えるべきである。先述の銀行との会話がいい例である。
昨日、久々に商工会議所主催のセミナー「売れる商品陳列のヒミツ」を受講しました。上記のことで、ショールームの展示を基本からやり直そう、と思っていたから、セミナー案内に飛びついたのです。
中小企業診断士の資格を持った若い女性・T講師の説明は非常に分り易かった。詳細は省くが、私は弊社に落とし込んで考えてみた。
立寄り率・視認率・買上率を高めるためには、遠目(VP)、中目(PP)、近目(IP)の応用
①主役を、「ベビー」の1カテゴリーから、「イベント」を含めた、2つのカテゴリーに変更する。
②ベビーの認知度は維持しつつ、今後はイベントの認知度を格段にあげる方法をかんがえる。
③(遠目)車両から、イベントレンタルをやっていることをアピールする・・・・
よく信号待ちの車両から店を見ている・・・・いったい何屋さんだろう?
今の看板、ショーウインドーでは限界がある。・・・・・・季節に合った店外陳列、のぼりの活用
④(中目)店内に棚を置いて、季節感のある、主たるイベント商品の展示を実施する
⑤(近目)関連商品があれば、主たるイベント商品に付帯して展示する
⑥イベントは「単にレンタル屋」だけではなく、イベントの企画提案まで行うことをビデオでアピールする
⑦POPの活用・・・・お客様に分り易いPOPを作成する。お客様の気持ちが温まるように。
⑧べビー用品は主たる商品に整理して、「店として売りたいものは何か?」に重点を絞る。
またベビーはチャイルドシートばかりでなく、ベビーカー・ラック・スケール・バス等
商品が多彩にあることをアピールする。
⑨お客様目線で、ショールームを見渡す。
⑩ポスター、タペストリー、装飾の配置を再考する。
以上のようなことを考えた。ここで、私が決めて動かすのではなく、事前にしっかりと説明し、何を目的として展示を変えるのかの意図と、なぜそうするのかの理由を理解して、次回からそれを社員に主体的にやってもらうことが社員の成長につながる、これがもっと大事なことである。
やはり、業績が悪い時は特に現場に足を踏み込み、答えを探していかねばならないことを感じた。
最後に商品展示は難しいものではなく、だれでもできる”料理のレシピ”みたいなものであり、一定レベルではだれでもできるもの、と言うT講師の言葉には勇気をもらった。
早速、来月早々の計画に織り込んで、みんなでやってみよう!