おととい日本からアメリカに帰国。飛行機の中で、「31歳ガン漂流」をオーディオ版で読(?)了。飛行機恐怖症なので、病気と闘っている人の話を聞けば勇気が出るかもしれないと思って旅行前に携帯にダウンロードしたもの。アマゾンの画像によると「余命2年?冗談きついぜ」という、ものすごくかっこいいコピーが帯に印刷されている。
淡々と日常をつづっているだけなのだが、生き残りたいとか、苦しいとかを極力排除して、読者用に”編集された”心情を語る日記はあまりにもかっこいい。帰国後すぐさま続編の「32歳ガン漂流ラストイグジット」、「32歳ガン漂流エヴォリューション」の2冊をオーダー。といっても、普段日本の本を読まないので、まずアメリカから日本の本をオーダーするサイト探しから始めなければならなかった。結局Hontoというサイトでオーダーすれば定価プラスSAL便の送料で送ってくれると判明。事前にSAL便送料がいくらになるかわからないのがたまに傷。びっくりするような送料でないことを祈っている。
というのが昨日で、今日もつらつらとガン漂流について思い出したりしているうちに、自分でもこのブログを書くことを思いつく。幸いなことに余命2年宣告は受けていないし、ロサンゼルス在住日系一世で、不動産エージェントとして一応自営業で生計を立てていること以外は、特に変わったことのない人間の日記など、読みたい人はほとんどいないと思うが。
ついつい流れてしまう日常に何とか区切りをつけたくて、これまでにも日記を書こうと試みたことは何度もあり、実は日記を書くことは今年の抱負でもあるのだが、今年を含めすべて数か月で挫折。自分向けに書くと、つい自分の心情を吐露することになり、あとで読むのも苦痛。今から考えると、時間がない、面倒ということもあるが、書く意味がないと思ってしまったのが原因だった。ブログなら、読者向け(最低でも一人いる。それは未来の自分)に書くので、読まれてもいい自分の生活を書くことになる。フィルターがかかる分、書きやすくなるのではないかと思ったのだ。文章というのは他人に伝えるために書くもので、自分のために書くというのはそもそも本来の意味を外れているように思う。
ということで、乞うご期待。