国連総会の演説 -2ページ目

国連総会の演説

有効に活用してほしい


20年ほど前、イタリアの染色業界の招待で、日本から10人ほどのグループが、マイクロバス2台に分譲して、ミラを振り出しに、ベネツイアとフィレンツエを経由してローマまでを1週間かけて巡り歩くというツアーに参加する機会に恵まれた。
名所旧跡いっぱいの北イタリアの街をマイクロバスで経巡るなど、滅多にない絶好の好機であるが、ツアーは先方の招待で経費は一切先方持ち、そのかわりすべて先方のたてたスケジュールのままに行動するという約束、朝から晩まで工場見学、ミーティング、会食の連続で、フリーな時間はほとんどなく、あちこちの名所旧跡に一杯の未練を残しながらの1週間だった。
ただ週末の金土日の3日間はフリーだった。
おかげでベネツイアの豪勢な金曜土曜の夜と、ウフィッツイ美術館浸りのフィレンツエの日曜を過ごすことができた。
とくにベネツイアでイタリア側の手配してくれたホテルは、かの有名なホテルエウロパだった。
ヨーロッパの昔の有名な文人や政治家たちの定宿。
入り口はベネツイアの目抜き通りグランキャナル大運河に面していて、船で出入りする。
落ちぶれた貴族が人妻画像掲示板立ち直りのきっかけを掴もうとして改装した、風格のある豪華ホテル。
ウエスティンと名前がついているところからみると、アメリカのホテルチェーンに買収されたのだろう。
最近のニュースでそのベネツイアが140年ぶりという高潮に襲われ、街の70が浸水とのこと、写真のように曽遊の街もあわれを止めている。
早く水が引くことを祈っている。