海外での仕事は何を行うにしても初めてのことが多い。文化も日本と異なり、誰を信用して良いのかがわからない。特に私達製造業では、相手の力量がまず測れない。無論、これまでの経験をからの判断もできないため実績を評価することもできない。
加えて市場は成長をしており、有象無象の輩が跳梁跋扈しているので、誰が本物かを見極めるのがとてもむずかしい。躍動感がある市場はとてもおもしろいのだが、下手に手をだすと火傷をおう。
最終的には、自分の判断力と最後の意思決定力が全てモノを言う。できるだけ分析を重ね、最後は人を信じるか、一気に崖から飛び降りるようなジャンプをするしかない。時には投資も必要である。失敗もする。しかし、そこで確実に自分の胆力が練られていると感じる。
日本は胆力が練りにくくなってきている。実績ベースで物事がほぼ100%判断でき、リスクを負うことが少ない。また限りなく安全な道筋が存在し、そのラインを踏んでいれば特に大きな痛手や失敗を被ることはない。
自分は経営者であるが、同じ若き経営者の多くが小手先の分析や判断力でビジネスを行い、縮小均衡に近い形でビジネスを展開するのを好む姿をみて、違和感を感じることがある。ビジネスの本来の目的である「創造」の意図から外れているのではないだろうか?
自分は、成功か失敗か定かではないが、海外で、このインドという土地で面白い経験をしていると思っている。一つ一つのアクションが自分の胆力、最後のふんばりと判断力を磨いていると信じている。
株式会社トウメイエンジニアリング
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