⋆ * ☽ :゚
完全に失敗した 祈祷も自殺も 未遂に終わった
私は目が覚めたら沢山の管に繋がれていて
真っ白の個室にベッドと物々しい機械が幾つか
首の動脈からはストローほどの太さの管が生えていて、3本に枝分かれした管から血が出たり入ったりしていた
胃洗浄と人工透析を2回ほどしたらしい
一日ほど昏睡状態のままで、その後に目が醒めた
尿道カテーテルも入っていたのでトイレにも行けず、お風呂にも入れず、看護師さんにからだを綺麗にしてもらっていた
本当に情けない 死にきれなかった
ICUは何も無いので、紙とペンをください と看護師さんに頼んで、入院しているあいだじゅう、手記を書いていた
これは6日ほど前の話で今は退院して家で休養している
今は多弁の時期ですごく苦しい 喋ってばかりいる もう言葉を発したくない 沈黙したい
日々の努力が 生活するところから なのが情けなくて堪らない
やりたいことも満足にできず時間が経ってゆくし、自分を労うことも出来ない
多分内省も程々にしたほうがよいのだろうな、私が目指しているものは自滅そのものなのだと思う、私は本当に悲しくて寂しいひと
自分の精神の悪さは隠してゆこうと思った、自殺未遂は保険がきかない為、高額医療費を自分で払うのに新しいバイトを始めたけれども精神疾患には理解が無いみたい
というかそもそも精神疾患であると認めることすらも嫌だ、私は正常だし病気ではないと言い張りたい
頭が回らずただただ多弁なので文章が支離滅裂になってきた
最近はよく、不思議な女の子で、明日になったら居なくなりそうだと言われることが増えた
幼い頃は本当に天真爛漫でオレンジ色がよく似合っていて太陽そのものみたいな子どもだった
昼が薄暮時を経て夜になった
私が何処にいるのかどんな形をしているのか全く把握することができない 自意識にバグが生じている
いつまでも生きていることが恥ずかしいし、審査されるのは嫌いだし、何度失敗しても祈りは辞められない
断薬しているので離脱症状が酷く、手足の震えや目眩が治らないし、毎日過食してどうにかしている 吐かないだけ偉い
どこまでも情けない 情けない みんな私を怖がっている
