【本の紹介】007 本当の幸せをつかむ7つの鍵
今回は、自分の内側に問いかける本の中から一冊取り上げます。======================================【書名】本当の幸せをつかむ7つの鍵<副題>無限の豊かさとつながるために【著者】ディーパック・チョプラ【訳者】住友進【出版社】サンマーク出版【出版年月日】2010年4月30日(初版発行)======================================著者のディーパック・チョプラ氏は、スピリチュアル界のメンター中のメンターとして有名な方です。著書も沢山ありますが、本書は「幸せ」というテーマを真正面から取りあげていて、小生の内側の問いと一致したので、購入しました。出版されて間もなくのことです。ここでは、本書のタイトルである「7つの鍵」の一端を全て紹介すべく、本文より抜粋してみます。======================================※以下の記述では、本からの引用箇所を青字で示します。※下線や太字や斜体は、当方が書き加えました。・・下線 ;注意深くゆっくりと読んで欲しい箇所・・太字 ;キーワード(共感する箇所)・・斜体 ;(あくまで当方の偏見ですが)首を傾げる箇所※引用箇所についての小生の感想を、直後に記載しました(☆印から始まる記述)。======================================<第1の鍵 自分の体を意識する>(p.56)体が軽く感じられることが、私の幸福のひとつの目安となります...睡眠、休息、元気付ける食事、楽しく体を動かすこと、自然との触れ合いのいずれかであれ、体を回復するための最善の方法は、体がもっとも要求していることを実行に移すことです☆健康管理が、幸福の一番の土台なんだな。これは、辛うじて実行できているように思う。最近は、毎朝、鳥の声に聴き入るのが好きだ。また、食事は腹7分目を心がけ、時々ジムで筋トレを行い、汗を適度に流している。<第2の鍵 ほんとうの自尊心を見つける>(p.76)私は自分の選択が、どのような動機で下されたのか、問いかけることにします...自分の動機に...気づくことで、ほんとうの自己に近づいていきます(p.77)夜、寝るとき、その日一日を振り返る...五分間、時間を用意し...丸一日の出来事を...心の中に上映...観察するとき、エゴから行動している領域、ほんとうの自己から行動している領域を気づけるようにします☆ほんとうの自分は「愛そのもの」と聞いたことがある。自分の中の愛に気づくことで、ほんとうの自尊心を見つけられるに違いない。動機を自覚するって、とても大事だと思う。<第3の鍵 人生の毒素を排出する>(p.95)私は毒となる感情が湧いてきたときは、かならず七つのステップに関心を払うことにします。☆「七つのステップ」については本書に詳述されているので、参照していただきたい。(p.95)私は人生をシンプルにする手段を実行します...まずは心をシンプルにします。☆物理的な環境を整えることで、心もシンプルになれるに違いない。最近流行りの「断捨離」って、大切だと思う(残念ながら、なかなか進んでいないが)。<第4の鍵 自分が正しいと主張しない>(p.117)私は自分が正しいと言い張るのはやめにします。自分を正当化しようとする欲求が湧いてきたときには、じっくりとこの衝動を目撃し、手放すことにします。☆他人にアドバイスしたくなる衝動も、根は同じかもしれない。(p.118)私は状況を正しいか、間違いか、善か悪かで判断したりしません...もっと広い視野から状況を眺めることで、すばらしい解決策は見つかります。☆「正しいことより楽しいことを」という、小林正観氏が遺した名言を思い出した。<第5の鍵 「今、ここ」に意識を集中する>(p.126)すべての不幸が、時間のなかに存在していることに気づくことが大切です。☆上記の下線部は、至言だと思う。(p.134)あなたの心はいつも、今という瞬間とは全く関係のないことに関心を払っています。(p.135)精神が今という瞬間から意識を引き離そうとしているのに気づいたときは、ただ立ち止まりなさい...観察し、やめさえすれば、あなたは完全な気づきの状態に入っていけるのです。☆今朝も、今を離れた途端にネガティブな感情に襲われた。気づけて良かった。(p.139)自分の目の前にあるものだけに集中することで...あらゆるものを受け入れられるようになります。☆瞑想に入る際に、呼吸に意識を集中するのも、今に生きる練習だからかもしれない。<第6の鍵 自分の中に世界を見る>(p.143)外の世界はあなたの内面を映し出している鏡であることに気づいてください。☆目の前に現れる世界は、自分の心の「投影」にすぎない、という、この鏡の法則は、すっかり有名になったにもかかわらず、普段忘れていることが多いなあ、と感じた。(p.156)私は...瞑想して、ほんとうの自己と再びつながります。純粋な存在を経験することではじめて、自分が感じ、考え、実行するあらゆることの土台が見つかるのです☆瞑想の意義は、こういうことだったんだ!鏡の法則により、内側の愛が外側に反映されるようになるんだな。(p.157)人間や環境に自分が怒りや対立で対応しているのに気づいたとき、結局、自分が自分と戦っているにすぎないことに気づくでしょう...怒るのをやめたとき、私は癒され、宇宙の流れに乗ることができます。☆日々のニュースを耳にして、ついつい怒り、苛立つことが多い。しかし、それもまた、「自分が自分と戦っている」だけなのかもしれない。そうだとしたら、今日からは「違った反応」をしてみようと思う。<第7の鍵 悟りに向けた人生>(p.174)現実の中には分割されたものはありません,,,私が人生の流れに乗っているとき、すべてのものがひとつのもののさまざまな側面となります。☆すべてが一つにつながった「蜘蛛の巣」(web)のように見えるようになれば、幸せに一歩近づいているに違いない。(p.175)今から、ほんとうの人生が始まります。なぜなら、私の道を歩いていけば、宇宙の意識、神聖な意識、そして最後に統一の意識にたどり着くことができるからです...悟ることが私の目標です。この境地にたどり着いたとき、私はやっと我が家に戻れたことになるのです☆人生を「意識状態を変えていく旅」と思えば、すべてが「愉しく」なる、と感じた。(2020年11月11日)