yt08150815のブログ

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幼馴染がいました

仮にサトシくんとします

 

一番古い記憶は幼稚園の3歳か4歳だったと思います

サトシくんはおとなしい男の子でした

母親同士がとても仲良くて必然的に遊ぶ回数が多かったと思います

 

ある日私がバッタかカマキリを捕まえて観察してたんです

そこにサトシくんがきて何してるのって

観察してるのーっていったら急に大きい声で泣きはじまたんです

「アイちゃんが虫さん近づけてきたあー、怖いよー!」って

先生に謝るように言われ何が何だかわからないまま謝ったのを覚えてます

 

その後から不可解なことがいっぱい起きました

サトシくんは私のそばで転んで見せたり

どこかでぶつけた怪我を私のせいにしたり

急に私のところに来て髪を鋏で切ったと思ったら

「わああああああん、アイちゃんがあああああ」って

大泣きしてきたりして、サトシくんクレヨンセットが

バッグに入ってたこともありました

 

幼稚園のお友達はどんどん減っていきました

私の母親はよりサトシくんの母親と一緒にいる時間が増えていきました

 

卒園式の日にサトシくんから

「アイちゃんの味方がいなくなっちゃったね」って

満面の笑みで言ってきてびっくりしたのを覚えてます

 

小学校初日、クラスの子達の大半が同じ幼稚園の子でした

「アイちゃん!サトシくんに近寄らないで!」と押されました

次の日からは配布物も貰えず、話しても貰えず

机の中身がゴミ箱に入ってるなんて日常茶飯事でした

 

高学年になった頃には誰とも話すことなく

先生も配布物は郵送してくれるようになりました

ですが助けてもらったことはありません

母親はなんでこんな子になっちゃったんだろう

サトシくんはあんなにいい子なのにと良く言われたものです

 

中学時代は悲惨でした

殴る蹴る、物がなくなる、髪の毛を切られるので

いつもボサボサになって帰ります

時代が時代だったので不登校にもなれず大変でした

少し遠い高校に行くことだけを糧に授業を受けに登校してました

 

しかも私の母親が離婚をし、サトシくんの母親からの提案で

サトシくんの家に住むようになってしまいました

サトシくんはサトシくんのママが寝ると

私のところに来て体を触るのです

でも自分の母親が大変であることを考えると

問題を起こすことができずただただ耐えるしかありませんでした

 

高校の入学式、サトシくんがいてショックでした

やっと離れられたと思ったのに・・・ただ1、2年生の時は

私の母親の仕事も落ち着き、何も問題なく過ごせました

しかし、夏休みに入った頃、サトシくんが私の家に泊まるようになりました

私の母親はサトシくんが大好きなので毎日ごきげんでした

そして夏休みの期間毎晩犯されました

2学期に入り吐き気が続くことが多くなりある日学校で倒れてしまいました

近くの病院が大きい病院しかなく運ばれて精密検査、そして妊娠発覚でした

 

母親に「そんなことあるわけないでしょ!」と怒鳴られましたが

サトシくんの母親「そっか、じゃあ産もうね」とだけ言われました

お腹はどんどん大きくなります

わざと階段から落ちても流れませんでした

この頃には私の母親は「サトシくんの分身が生まれるのね!楽しみだわ」なんて

私はもうどうしていいかわかりませんでした

 

ある日家に帰るとサトシくんの母親が家に来てました

「今日からこっちの家(サトシくんの家)で過ごそうね、いつ生まれてもいいように」

そう言われサトシくんの家で過ごすことになりました

サトシくんが大学進学の為地元を離れたので

私と私の母親とサトシくんの母親と子供の4人暮らしが始まりました

サトシくんのパパの記憶はありませんが単身赴任で海外にいるとだけ聞いたことがあります

 

4年が経ちサトシくんが彼女を連れて実家に帰ってきました

私は席を外すと言うとニチャアと笑ったサトシくんがそのままでいいと

その顔を見た彼女さんはドン引きした顔してました

そして私と子供がどんな関係なのかを彼女さんに説明し

彼女さんを駅に送って行ったはずのサトシくんが戻ってきてこう言いました

「これからはみんなで過ごそうね」と

 

私の人生ってなんだったのでしょうか?

何も考える力はもう残ってません