或る中西医併用医師の独り言

或る中西医併用医師の独り言

ライフワークたる西洋医学(リウマチ膠原病 内科全般)と中国医学一般について、個人的に学んだことを忘備録を兼ねて記していきます。

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P5 知識は筋肉に入るまでは噂にすぎない。

P10 それぞれの子供のスピリッツはこの時間、この家族、この文化を選んで生まれてきた

P10 スピリットは贈るべき才のみならず、癒すべき傷も持っている。

P11 新生児を抱くなり、幼児と気持ちを通わせるなりして、その子の本源的なスピリットを感じる ことができる。

P15 肯定的なものであれ、否定的なものであれ、とりわけ強烈な体験は、英雄の旅の中で天命と呼んでいるものだと思っていい。

P22 お金や名誉を魂は欲しがらず、必要ともしない。目醒めたい、癒したい、つながりたい、創造したいとりわけ感じる。とてつもない難題からの呼びかけに気づく。

P23 自分が感じる至福に従え

P23 呼びかけは病気の症状や苦しみから聞こえてくることもある

P26 暗示は前提の形をとって入ってくる

P33 非常に高いパフォーマンスレベルに達するのはインナーゲームに精通しているのみです。ストレスや失敗、プレッシャー、批評、スランプ、自信喪失などへの対処能力がきちんと働くかどうか
です。

P37 17才といえば、偶然にも典型的な傷ついたが重い病や傷に倒れるおおよその年齢(大人になる
イニシエーションを受ける年齢)です。

P40 クライアントを救おうとしたり治そうとしたりすると、「そう、あなたは被害者だ。ずっと被
害者のままだ。英雄はこの私だ。」というメッセージをクライアントに送ることになります。「私は闘士だ。私の自我がいい気分を味わうためには、被害者が必要だ。私がこれをするのは自分のためであって、お前のためなんかじゃない」となります。

P53 この世界で自分という存在を再生し、元気を回復させるには、定期的に正気を外れることが必
要です。

P58 すべての人に才と善の種がある。何かを変えようとするのをやめて、巧みな好奇心でそれを受け取り、新たパターンに展開するような形でそれを持ち続けることである。

P70安定性+開放性が生成的な意識の特徴である

P70 人が自らや他人に送りうる最高の贈り物は上質な注意だ

P70 自らと自らの距離は、自らと他者の距離と同じだ

P72 相手の向こう側に目をやり 周囲に大きく目を向けます 「遠山の目付」といい、何かに視線を固定するのではなく、大きな視野を意識できるようにして、何事にも創造的に反応できるようにする目の向け方です。

P81 人が味わう最大の苦しみの一つは 自分が何を言おうと、しようと何も変わらない、望み通りの結果を人生にもたらすことはないと感じることです。

P104 体を硬く緊張させたままセンタリングした状態を維持することはできません。

P110 努力の要らない強さ、筋力を使わない力があり、それこそセンタリングで得られるものです。

p125 罪+センタリング=恩寵

P126 症状+センタリング=リソース 解決策

P129 自分のためだけに何かをすることは、本当に、本当に大切なことです。

P129 喫煙という行動が何か非常に肯定的なことの達成のためとわかれば、センタリングを進めることで、喫煙という行動を取らないでその必要性を満たす方法を知ろうとする好奇心を持つことができます。

P131 消費主義と原理主義に支配された文化では、自分自身の中心を見つけることは禁じられています。







糖尿病患者の不眠は40%
HbAicの上昇 は睡眠の質の劣化と関係する
糖尿病性神経障害はしびれ 冷感 痛みのため53%不眠 32%熟眠障害
DMの20~50%にOSASありOSASの治療で痩せる
DMは鬱の合併20%で一般の10%の2倍
不眠はインスリン分泌不全とインスリン抵抗性増やしDMを悪化させやすい
不眠はレプチンを低下させグレリンを増加させ食欲を増やし体重を増やす。
日中の活動性低下させ、カロリー消費が減る
DM発症は睡眠時間を7時間を1とすると、6時間で1.66 5時間以下で2.51 9時間以上で1.79
DMは入眠障害2.95倍 睡眠障害2.23
睡眠障害は身体機能低下と関係する
DMで合併症あると不眠はより増悪する
CKDあるとPSQIという睡眠障害スコア上昇
DMやCKDではnonREM睡眠の深睡眠がゼロの人が多く大脳皮質が休めていない事を示唆する
睡眠効率が悪くなっている(DMで77分 CVDで65分の中途覚醒があり、健常人の25分より長い)
CKDとDMでは20%に中途覚醒あり
HTNでは不眠は約50% 入眠障害は1.96 熟眠障害は1.88倍HTNのリスク高い
睡眠時間6~8時間を1とすると5時間では1,32 9時間以上では1.12倍HTNのリスク高い
睡眠不足はBP下がらず交感神経興奮によりモーニングサージの原因に
夜間HTNは心血管障害のリスク高い
extremly dipperは頭蓋内の出血が高い
non dipperはIMT肥厚あり心血管リスクやラクナや側脳室周囲の虚血のリスクが高い
riserは心血管リスクが6倍
DMでは夜間高血圧が43%CKDでは56%
riserはCVDで40% DMで22%
DM+不眠にはω1選択性が強いマイスリーがよい
ω2は筋弛緩に関与し夜間は転倒で大腿骨頚部骨折のリスクとなるが最近は減った。
現在はリスクとならないとされる
マイスリーで中途覚醒4,7⇨1.2 non dipper72⇨29%に減少
短時間睡眠は胴回りと体重が増える
交代勤務でも体重が増える
欧米でBMI30以上が30% 日本では2~3%でもOSASの有病率は変わりなし
DM教育入院の15%にOSAS うち重症は5%
頚部周囲径はメタボと相関 OSASとも相関する
DMで痩せて首が太く小顎症でもOSASのリスク
AI>20以上で5年で40%死ぬ
DMの睡眠障害では眠剤使用する前にOSASを除外(眠剤使用で増悪するので)したほうがよい
ω1選択性があるのがマイスリー アモバンと長時間形のドラール
マイスリーを寝る前半錠 夜間覚醒時半錠飲ませる方法もよい(翌朝への持ち越し効果がないので)
ロゼレムは眠前では効果上がらず、夕食前後内服がよい。
流産は妊娠の15% 2回以上繰り返すと不育症と診断
一般女性の2回以上流産歴ある人は4.2% 3回以上は0.88% 毎年3.1万 全体で約30万以上
不育症のスクリーニング
子宮形体異常(中隔子宮 双角子宮)は子宮卵管造影か経膣超音波
甲状腺糖尿病検査
5%に夫婦いずれかに均衡型転座 Robertson転座などの染色体異常(遺伝カウンセリングの上検査)
抗リン脂質抗体(抗β2GPI複合体抗体 抗CLIgG IgM抗体 ループスアンチコアグラント)
時に抗PEIgG IgM抗体(自費)第12因子活性化 プロテインCSの活性と抗原 APTT
PCOのスクリーニング 抗PSIgGIgM抗体 免疫学的検査(NK活性化Th1/Th2比)
リスク別頻度
子宮形体異常7.8% 甲状腺異常6.8% 染色体異常4.8% 抗リン脂質抗体陽性10.2%
第12因子欠乏7.2% プロテインS欠乏 7.4% プロテインC欠乏0.2% 原因不明65.3%
抗PE抗体陽性は34.3% 原因不明のうちでは22.6%
流産絨毛約80%に染色体異常
中隔子宮は手術の方が妊娠成功率が高いが双角子宮は差がない
甲状腺と糖尿病は疾患のコントロール
抗リン脂質抗体陽性であれば12週後再検 繰り返して陽性であればヘパリン5000単位1日2回皮下注+
バイアスピリン ヘパリン皮下注は2011年9月よりAPSの不育症に保険適応になった
HITになった注意し1週間後に血小板数を確認する
プロテインS欠乏は妊娠10週未満の流産ならバイアスピリン
10週以上ならバイアスピリン+ヘパリン皮下注
第12因子欠乏は低用量アスピリン ヘパリン皮下注を加えてもよい
抗PE抗体陽性はまずは低用量アスピリン 染色体異常の無い流産では次回に低用量アスピリン+ヘパリン
臨床心理士のカウンセリングもよい
NK活性高値は対策不十分

問診

一般の既往歴 血栓症の家族歴 月経歴 手術歴 不妊治療歴 過去の妊娠歴
流産は化学妊娠か胎嚢あったか胎芽あればCRLは 何週で流産か
妊娠十週以上ではAPS疑う 子宮内容除去術の有無 絨毛染色体検査の有無と分析の有無

子宮形体異常の検査
経膣エコー 子宮卵管造影 子宮鏡 MRI 腹腔鏡

内分泌学的検査
プロゲステロン プロラクチン LH FSH 甲状腺ホルモン 空腹時血糖 HbA1c

染色体検査
不育症のカップルの2.11%(妻2.77% 夫1.45%)に転座(均衡型60% Robertson転座40%)あり
一般成人の0.2%より多い 均衡型で次回妊娠時の生児獲得は31.9%

抗リン脂質抗体
不育症の5~15%抗凝固療法で成功は70~80% 無治療では10%以下
抗PE抗体(抗フォスファチジルエタノラミン) 10週未満の流産繰り返す例で17~20%陽性

凝固異常の検査
凝固第12因子欠乏はPEリスクあり 不育症の17%占めるという報告がある 抗リン脂質抗体陽性例が多い
プロテインCとS欠乏ATⅢ欠乏は血栓症のリスク因子である

同種免疫異常の検査
いずれの原因も不明の場合、遮断抗体活性 NK細胞活性 抗HLA抗体 Th1/Th2を検査

アスピリンは低用量60~100mgであれば高用量では抗血栓効果は弱まる(アスピリンジレンマ)
胎盤早期剥離や胎児脳内出血のリスクは増えず 催奇形性増やすデータ問診なし
日本では出産予定日12週前より中止 欧米では分娩当日まで使用される

ヘパリンは胎盤通過せず影響なして常位胎盤早期剥離や妊娠高血圧の胎盤血管障害の予防する効果もある
骨密度は月1%低下する HITあるが頻度は1%未満 分娩や緊急手術では硫酸プロタミンで拮抗する
ヘパリンは分娩前日で中止

漢方療法
主に不育症では柴苓湯と当帰芍薬散が用いられる。
APSで他の不育症のリスク持たない妊婦12例に妊娠前と妊娠中の柴苓湯単独治療で10例生児を獲得
APSの抗体は全例低下した
劇症肝炎の報告もある

ピシパニールの免疫療法もある人は妊娠継続率は78.8%
白し
辛香 走さん 温通 利水 消腫あり 関節滑膜炎 卵巣嚢腫に有効
RAに黄酒に粉にしたものを飲む
卵巣嚢腫の帯下に30gなど

射干
情緒障害で痰熱に夏枯草 蒲公英 鬱金 海蛤殻などと一緒に
厥陰湿気下流にヒカイ 白及 出血あれば仙鶴草と一緒に

白及
苦降清熱 甘緩和中 清熱 ろ膜 消腫 散瘀 胃腸の粘膜保護 充血水腫の改善作用ある
放射線療法後の熱毒の嘔吐に

何首烏
生は解毒 消癰 潤腸通便 制は補肝腎益精血 烏髪強筋骨
健脳益智 養心安神の作用あり、脳力衰弱 記憶力減退 不眠に用いるとよい
枸杞子 莵絲子 山茱萸を加える
脳萎縮や老人性痴呆にはさらに桃仁 紅花 赤芍 紫丹参を活血化瘀に
化痰泄濁にはさらに地龍 胆南星 遠志 石菖蒲
脳腫瘤には全蠍 蜈蚣 守宮 僵蚕と一緒に
降脂痩身に主薬として20~30gに沢瀉 丹参 山査 豨れん草 桑葉入れてお茶がわりに長期飲む
濡潤肌ふで主薬に20~30gで丹参 生地黄 熟地黄加え 精血虧虚の皮膚の痒みに
アレルギー性蕁麻疹に蝉退 僵蚕加える

旱蓮草
再生不良性貧血には鶏血藤 仙鶴草加えると赤血球と白血球増やす
牛角しと油松節加えると血小板増加作用あり
慢性腎炎に60~90gまで使える IgA腎症
女貞子 山茱萸 生地黄で滋陰補腎 涼血止血
仙鶴草 茜草 白茅草で涼血止血を強化
白槿花 車前草 生地楡 生槐角で清熱利湿解毒
更年期障害に仙霊脾と

鶏血藤
痺症の止痛に30~60gと炒赤と白芍薬 地べっ虫 露蜂房 炙全蠍 炙蜈蚣で
強皮症によい
MGに主薬で生黄耆 全当帰 熟地黄 生白朮 仙霊脾 露蜂房 巴戟天
中風後遺症の弛緩性麻痺に補陽還五湯に鶏血藤を重用する
養血活血で再生不良性貧血に
強壮と補血作用あり走五臓で宣筋絡
小児の魚鱗癬 乾癬の消退期や脱毛に

ヨクイニン
高脂血症の改善に

黄精
柔肝養心で小児多動症やヒステリーに淮小麦 炙甘草 大棗 芍薬
桑寄生 仙霊脾 骨碎補 露蜂房でRAに
小児多動症は脾陰不足 不能歛肝 土虚木旺
黄精+甘麦大棗湯+白芍 烏梅 木瓜で歛肝 +太子参 豨れん草 竜骨 牡蛎で静心養神

田七
免疫調整 降脂降糖 抗老衰 抗腫瘤 抗炎鎮痛
慢性肝炎 肝硬変 骨関節炎

補骨脂
温通督脈あり骨破壊
小児の神経性頻尿に何首烏と

白花蛇舌草
RA急性期に
悪性腫瘍に仙鶴草 守宮 竜葵 半枝蓮

代赭石
平肝潜陽 鎮降止嘔 涼血止血
貧血に
黄疸に
安心神に 吐血に
鎮降には30~50g 補血止血には15~20g

川れん子
下焦湿熱に

青黛
ET PVに

石膏
精液液化不良 三叉神経痛 アレルギー性皮膚病

升麻
升清降濁で慢性腎炎に
薬剤性肝炎に
蒼朮配合で内臓下垂 WBC減少 plt減少に

浙貝母
前立腺肥大症 唾液腺腫瘤 多発性甲状腺結節に
白し配合で尋常性ざそうに



強直性脊椎炎
初発は肩肘股関節足関節が多い
前部のぶどう膜炎は非対称性のことが多く25~40%
発症は45才まで
スポーツや事故後の発症が多い HLAB27が多い
早期では画像変化でず、仙腸関節のMRIを
患者は日本で7千人 特定疾患の申請は5千人
症状は通常は30分以上の臀部の朝のこわばり 運動で改善し安静で増悪する
夜間の後半痛みで覚醒 移動性(交代性)臀部痛
末梢関節炎は84%にみられ
DISHと鑑別(50才以上で発症)が必要
男性に仙腸関節炎多く 女性に少ない傾向にある
症状がでて5年後の診断率50~70%
治療は生物学的製剤は炎症やぶどう膜炎や腱付着部炎や末梢関節炎には有効だが骨増殖には無効で
リハビリとNSAIDSが大事 温熱療法もよい
スポーツは水泳やストレッチなど
治療でMTXは体軸関節炎には無効
圧迫骨折が10~20%(正常人は6~8%)
死亡率は健常人の1.5~4.0倍 障害の程度はRAよりは少ない

強皮症でトシリズマブが皮膚硬化に有効な症例群が報告された
効かない人もいる、内蔵病変例えば間質性肺炎や腎クリーゼには無効 消化管病変にも有効
肺高血圧は除外している 抗scl-70抗体やkl-6は低下はする。
PHは移植しても予後は5~10年