わが家には、2歳の息子と0歳の娘がいます。
「こんなにも違うものなのか」と強く感じたことのひとつが、目の合い方です。


息子について、「目が合わないのか」と言われると、決してそうではありません。合うか合わないかの2択なら「合う」です。発達外来の医師や療育の先生からも、「目は合っていますね」と評価されてきました。


ただ、娘が生まれてから、その「合い方の質」が大きく違うことに気づきました。

息子の場合、視線が合っていても、じっと見つめるというより、どこか風景を眺めているような印象がありました。視線が弱いのです。


一方、娘はまったく違います。
こちらから視線を合わせにいかなくても、向こうからしっかり目を合わせてきます。それも、顔に穴が開きそうなほど、顔に何かついているのか、と言いたくなるほどの凝視。目が合っただけで、すぐに笑顔を見せてくれます。


エレベーターなどで小さい子と一緒になったとき、じーっと見つめられることがありますよね。あれです、あの強い目線です。


まだ首がすわる前の時期から、親が移動すると目で追い続ける様子も見られ、「人を見る力」の違いをはっきりと感じました。


娘はまだ0歳なので定型発達なのかどうか、言えるような時期ではないとは思いますが、目線の合い方は定型らしい感じを受けます。


思い返せば、息子は乳児期から視線の強さが控えめで、目が合っていても長くは続きませんでした。子どもの遊び場で出会う、初対面のお子さんが私を見る視線の方が、息子が母である私を見る視線よりも強いと感じることさえありました。


息子が欲しいものを母の顔の横に持ってきてみせて、目が合ったら渡す、といった関わりや、高い高いなどの運動遊びで「もう一回」という目線があればもう一回する、という関わりを続けています。それでも、娘の方が何倍も目の合わせ方が上手です。


ただ最近、療育先の先生から「目の合い方が少し強くなってきましたね」と言われ、その変化を嬉しく感じています。


詳しく知っているわけではありませんが、ある本の中には「目線を合わせることが苦手な子に、無理に合わせさせなくてもよいのでは」という考え方も紹介されていました。


それでも私は、人に注目することは学びの土台になる大切な力だと感じています。だからこそ、「人と目を合わせて良いことが起きた経験」を増やしていきたいと思っています。