エリザベート観劇記録。


今回感じたのは、3つ。

備忘録として記録しておきたいと

思います。





①エリザさんの強さ



あの時代に、女性が自らの声をあげて

自分の意のまま自由に生きるのよなんて

ほんとすごい事よね、と

改めて思いました。


力強く生きる彼女に共感し

多くの女性が心打たれるからこそ

この作品は、今の時代でも人気なのだろう

なと思った次第です。




②芳雄トートの深み



大好きなプリンス井上が

トート閣下を演じていたわけですが


色気は勿論、今回は人間身を帯びた

とても深い素敵なトートになっておられ

大感動しました。


ただでさえスレンダーなのに、今回トート

を演じるにあたり4〜5kg体重を落としたとか。


毎回、大好きな俳優さんが

現状に満足することなく、色んな成長や

変化を見せてくれる度に

すごいなぁ〜自分も頑張らなきゃなぁと

刺激を受けます。


もしかしたら、最後カモしれないと

囁かれている芳雄トート。


ラストシーンで

エリザベートを黄泉の世界に

向かい入れるときの穏やかな

彼女を包み込むような歌声は

とてもあたたかく


あぁ、やっぱりプリンスは

どんな役でも太陽のように優しく包み込む

陽のオーラを持っている人だなぁと

思いました。


素敵。



③愛希れいかさんの素晴らしさ!



もうですね。

今回の観劇で1番びっくり&感激したのは

この、愛希エリザの素晴らしさ、です。


正直、私はダブルキャストのもう1人

のエリザベート役花總さんの大ファンな

のです。

宝塚の頃から大好き。

だから、勿論花總エリザがみたかったし

彼女のエリザベートの神々しい姿を

拝みたかったわけです。

しかも、多分今回で花總エリザは

卒業されると言われてたので絶対観たかった。



チケット取れずに泣く泣く

もう1人の愛希エリザの日のチケットを

とりました。


なので


ほんとに失礼な話ですが

エリザさんには全く期待していなかった。



しかし



一幕観て驚き&びっくり。


なんかこのエリザさん、すごいじゃん。


休憩中にめちゃくちゃネットでググって

調べまくりました(笑)


どうやらだいぶ長い間娘役トップを

つとめていた実力派さんだったようで 

なるほど納得。


歌も歌えるし

伸びのある声質も好み。

何より、声色で経年変化や感情をしっかり

表現していて、間も良いし場慣れもしてる。

花總さんほどの神々しいオーラは流石にまだ

なかったけど

本当に美しいとっても素敵なエリザベート

で、最後は美しすぎて涙が出ました。




♪泣いた 笑った くじけ求めた

空しい闘い敗れた日もある

それでも私は命ゆだねる

私だけに♪


ラストシーンのエリザベートの歌詞。



エリザベートは音楽を含めやはり

素敵な作品でありました♪








あけましておめでとうございます。


昨年は、何をしていたか記憶にございませんの

一年でした。


目の前の事に追われ続けてとにかくこなしてましたが

記憶に残っていないという。。。


このままで本当に大丈夫なのか?と

不安になります。


今年は、もう少し

穏やかに

緩やかに

実のあることをやりたいモノです。


そんなわけで

今年もよろしくお願いいたします。





妻になり

そして

母になり


初めて観たミス・サイゴン。


戦争による悲劇。


それは、苦しく悲しい物語だけど


幸運にも今、生かされている自分が

しなければならないことを

教えてくれる大切な物語でもありました。


母は

自分の命をかけて

私を産み育ててくれているのだと


尊敬と感謝の思いで涙した

前回の若かった私の観劇。



そして



自分自の命よりも大切な

小さな命を授かって

必死な日々の中にいる

今回の観劇は


全く違う感動を得る事が出来ました。


『神の心のまま のぞむものえらぶの

 つかまえなさいチャンス

 命をあげるよ』


主人公キムは

確かに悲劇のヒロインだったけど


愛するクリスと一瞬でも明るい未来が

みれたことはきっと幸せだった

のだろうし


何より、その愛する彼との間に

可愛い宝物を授かり

その子に触れ、抱きしめ、温もりに

触れていた時間は

他の誰よりも幸せだったに違いないなと

思えて仕方なかったです。


また、今回傍らで

一緒に観劇してくれた母として頑張って

いる先輩方

そして、過去の私と同じように

若い後輩も


皆それぞれに、与えられた場所で

懸命に頑張っていること。


全てが刺激になり

また改めて日々に感謝し頑張らなければ

と思える素敵な時間でした。



生きてると

悩むことも、不安になる事も

嫌な事もいっぱいあるけど


手を伸ばせば届く距離に

温もりを感じることができる

誰かがいてくれる事


自分の事を、案じ

思ってくれる人がいることは

とてもありがたく、幸せな事だなと

改めて思った観劇となりました。


与えられた命を大切に

また明日から頑張って生きていきたいです。