科学的に精油を語りたい…
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COVID-19に効果が期待できる精油
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2008年のCHEMISTRY &BIODIVERSITYの論文に、SARS(重症急性呼吸器症候群)の原因ウイルスとなるSARS-CoVコロナウイルスに対するローレル精油の抗ウイルス抑制の有効性について述べられていました。
ローレルは月桂樹で知られており、その効能は乾癬の治療にも有効です。1.8シネオールが約50%含まれる精油です。
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これまでに読んだ論文はインフルエンザウイルスをサンプルに使用したものでしたが、この論文はSARSコロナウイルスへの抗ウイルス作用🦠
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現在発生している新型コロナウイルスは、SARSコロナウイルスと同じベーターコロナウイルス属の分類で、SARSコロナウイルスの遺伝子と相同性が高く、さらに同じ受容体を使ってヒトの細胞に吸着.侵入すると報告されています。(日本ウイルス学会)
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ですので、SARSコロナウイルスでのデータを応用して、活用することも抗ウイルス作用に期待がもてるのではないかと感じました。
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『精油の抗ウイルス作用』について注目して論文を読んでいますが、精油は他の消毒薬と違って、芳香成分が中枢神経、内分泌系、免疫系を介しての生体防御が期待できる点です。
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ユーカリやローレルなど呼吸器系に作用を持つ精油は、抗炎症や抗酸化、皮膚の再生促進、粘液調整など上気道感染に伴う症状を予防したり、緩和する作用をもつので、総合的に感染症の予防に効果的にも働くのではないかと考えています。
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Phytochemical Analysis and in vitro Antiviral Activivies of
the Essential Oils of Seven Lebanon Species.
(Monica R.Loizzo, Antoine M.Saab et al.)