64 (ロクヨン)
本を読むのは好きだけど、時には読み進まない時もある。
それは文章の体裁であるときもあれば、構成、題材であったり。
それとは逆に、一分でもあれば読みたくなるような衝動に駆られる(と言うか取り憑かれるといってもいいかもしれない)本もあって、年末から読みたいと思っていた横山秀夫著の「64」がそれ。
「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」で知られる作者の新作は単なる警察ミステリーの枠を超えている。
二つの立場に挟まれ、翻弄される苦悩の日々は身につまされる部分も多く、いくつかのフレーズをメモしてしまうほど。
しかし単なる組織政治の話に留まらない。
胃の奥に興味と共感、好奇心と言う塊を抱えさせられたママに本格ミステリーへと連れ込まれる感覚。
一読の価値ありです。
新刊で1,900円は安くはないが、変な3D映画を観るより何倍も有意義。
年始早々にして今年のBestになりそうだな。
iPhoneからの投稿
それは文章の体裁であるときもあれば、構成、題材であったり。
それとは逆に、一分でもあれば読みたくなるような衝動に駆られる(と言うか取り憑かれるといってもいいかもしれない)本もあって、年末から読みたいと思っていた横山秀夫著の「64」がそれ。
「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」で知られる作者の新作は単なる警察ミステリーの枠を超えている。
二つの立場に挟まれ、翻弄される苦悩の日々は身につまされる部分も多く、いくつかのフレーズをメモしてしまうほど。
しかし単なる組織政治の話に留まらない。
胃の奥に興味と共感、好奇心と言う塊を抱えさせられたママに本格ミステリーへと連れ込まれる感覚。
一読の価値ありです。
新刊で1,900円は安くはないが、変な3D映画を観るより何倍も有意義。
年始早々にして今年のBestになりそうだな。
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