昨日は娘の卒業式に主人と行ってきました。

行きはひかりが混んでいたのでこだまでいきました。



おかげで、朝のラッシュ時間から少しズレたので、山手線は座る事が出来てラッキー

池袋乗換えで埼京線で十条まで。

卒業式の大学が多いらしく、アチコチに着物袴姿の女子大生がいました。

そして十条駅から大学までは、午前の卒業式の学部の学生と親御さん達と、午後の卒業式の学部の学生と親御さん達が入れ替わるように駅から大学までの細道ゾロゾロと歩いていて、警備員まで出ていました。

娘の大学に来たのは先月の卒業制作発表会ファッションショーの時と2度目になります。

式場は大学内の体育館で、質素な雰囲気でした。










開式前にはマンドリン部の皆さんによる「さくら~独唱」の演奏と、合唱部による「糸」の合唱がありました。
事務局長による大学のこれ迄の歴史紹介のあと、各学部の代表による授与式がありました。
そのあと学長の告辞と同窓会長の祝辞が長々ありましたが、難聴の私には何を話しているのかさっぱり聴こえず次第にコックリコックリ…(^_^;)
その後、各団体機関で表彰された学生の紹介があり、校歌斉唱をして閉式となりました。大学にも校歌ってあるんですね。
退場時には合唱部による蛍の光の合唱がありました。
娘の姿はどこにいるのかわからず確認出来ませんでした。

式典が終わり会場の外に出てから次々出てくる学生を見たのですが、やはり見つけられませんでした。
LINEと電話で連絡を取り、各教室ごとの懇親会やアルバム用の写真撮影が終わってから、15時頃に正門付近で待ち合わせる事に。

この空き時間を利用して、娘のアパートの大家さんのお宅にこれまでのお礼と卒業の報告とこれからのお願いの挨拶に行ってきました。
2年前のアパートの契約から引っ越しから、全て娘一人でやったので、大家さんへはお手紙を出しただけでお会いしたことがありませんでした。
契約書に書いてあった住所を控えてあったので、その住所を頼りにスマホの地図アプリを見ながら、大学からテクテク歩いていきました。
既に私の体は疲れと痛みで悲鳴をあげていましたが、頑張るっきゃないと自分に言い聞かせて歩きました。

大学のある加賀から板橋経由で仲宿へ。



仲宿商店街で途中カフェ☕に寄り、サンドイッチとコーヒーの昼食をとりました。
これが少し体の回復になりました。

再びスマホの地図アプリを頼りに予め調べておいた住所の場所にたどり着いたのですが、そこはマンション。
入り口の管理人室へのインターホンを押すと管理人の方が応答し、大家さんの名前を告げると「そのお名前の方はいらっしゃいません。」との事。
( ´゚д゚`)アチャー
でも、控えた住所はココ。
主人が、「おい!番地写し間違えじゃあないのか?」って怒り顔。実は以前初めて車で娘のアパートへ来た時も、娘のアパートの番地を間違えていて困ったのです。(苦笑)

でも、確かにこの辺りのはず!って、そのマンション周辺の裏道に入ってみました。
表札見ながら探すと二軒目にありました。

見つかって良かった…

インターホンを押して名前を告げると、大家さんの息子さんらしき方が出てきて、ちょうど外にいらした奥さんに声を掛けて呼んでくださいました。
静岡土産を渡し、ご挨拶が遅れたおわびと卒業の報告と日頃のお礼をいいましたら、卒業式であることをご存知の様子でした。

娘が帰省土産を届けると、その度に御菓子など下さったり、お正月にはお年玉まで下さるという大家さん。想像していた以上に庶民的なあたたかい優しそうな方々で、娘の事も褒めてくださり嬉しく思いました。
今年1月に契約更新をしたので、大学卒業しても引き続きお世話になるので、大家さんのお人柄に触れてとても安心しました。

大学へ戻る道の近いルートを息子さんらしき方が教えてくださり、その道を行く事にしました。
まだ開花していませんでしたが、川沿いに続く桜並木を眺めながら開花の頃に思いをはせ、この町がこれまで娘を見守ってくれたんだなぁ…と思い、そしてこれからも娘の成長を見守ってくれる事を願いました。

川沿いを行き、帝京大病院を過ぎ、大学に戻るまで、私の足は痛みでかなりしんどくなっていました。早く座りたい!!と思いながら頑張って歩きました。

大学に着き椅子がある場所があったのでそこに座りホッ。
娘にLINEすると、これからクラス写真撮影があるとのことで、終わり次第こちらに来るとの事。
主人と暫し休憩タイムとなりました。

ものすごい強風で、椅子の場所はちょうど校舎と校舎の間の通路の為風が吹き抜け更に風が強い場所でしたが、持って行ったスカーフを首に巻いて、膝掛けを掛けて、頭はウールの帽子被って、マスク着用…そんな状態…
正に怪しいオバサン!!(笑)

暫くして、娘がお友達と一緒にやってきました。

やっと楽しみにしていた袴姿の娘を見る事ができました。

三年時に自分で縫ったえんじ色の袴に、四年で縫って先月のファッションショーでも披露した緑の着物、そしてまた新たに自分で作った髪飾り、オール手作りの晴れ着姿の娘でした。
一緒にきたお友達は、着物の反物のデザイン染めから縫製まで自分でというまた素晴らしい晴れ着姿でした。






髪飾りも自作なのですが、亀好きな娘は、またもや亀を付けてありました。

正門前でも写真を撮りました。
卒業式が終わったばかりの時は、ここで写真を撮ろうとする人が行列で順番待ちの状態でしたが、すっかりひと気が無くゆっくり写真が撮れて良かったです。



ちょうど娘がお世話になったゼミの教授と髪飾りのつまみ細工を教えて下さったという別のゼミの教授が通りかかったので、お世話になったお礼のご挨拶をさせていただきました。
主人を見るなり、「お父さんそっくり!」って教授が言い、主人がすかさず「それを言うと娘がいやがるんですよ!」と言い苦笑する場面がありました。(^_^;

主人が夜に用事があった関係でゆっくりもできず、娘とはここで別れて帰りました。

行きと同じ経路を戻ることにし、まだ16時台だった山手線は、幸い途中から座れて助かりましたが、新幹線🚄は到着時間を重視してひかりに乗ったため、17時を過ぎたひかりの車内は満席で、通路も座れない人でいっぱいの状態で、三島まで座れませんでした。
(>_<)

疲れがMAXの私にはかなり辛い時間でしたが、ここまで頑張れたのだから頑張れるはず!と自分に言い聞かせて頑張りました。

体の痛みは容赦なくきまして、座れてからも楽ではありませんでしたが、静岡につき駐車場まで歩き、車に乗った時にはパンプスのベルトを外して足を楽にしたらホントはぁ~って声が出てしまいました。

こんな風に、どこに出掛けるにもやっとの私ですが、それでも娘の卒業を見届けられて本当に良かったです。
動ける事に感謝します。

行けて良かった。