Facebookを始めてから、mixiやAmebaとは また違った出会いを頂いております。
発端は、うっかりポチによるうっかり友達申請なのですが。(^_^;)
うっかりが生んだ素敵な出会いに感謝

そんな、うっかりポチで出会った方の素敵な絵本を今日はご紹介いたします。


わが家は、今は亡き義姉(主人の姉)の息子二人をサポートしております。
一人(兄)は自閉症、一人(弟)は統合失調症と知的障害や精神障害を抱えています。
そんな私に、ぴったりの出会いと言うか、勉強しなさいよって神様が引き合わせて下さったのかな?その方を通じて、今まで知らなかった障害についての知識や考え方が、少しずつ紐解かれていくような感じがしています。
ちょうど、NHKのドキュメンタリー番組
( 5月4日再放送されます。http://www4.nhk.or.jp/P3229/x/2015-05-04/21/28089/   )で東田直樹さんと出会い、彼の著書を買い読み、自閉症の甥に対しての理解接し方を今までとは違う考え方でと思い始めた頃に、まさしくタイムリーな出会いをしたのです。

前置きが長くなりましたが、2冊の絵本を購入しました。




一冊目は
「サイコーのお父さん」
   ぶん  /よつば もこ     え  /よしだ かずね



この絵本は、ハガキサイズの郵便絵本になっていて、切手を貼ってそのまま送る事が出来る絵本です。
三端のミシン線を切り取り✂、開封して絵本を開きます。





本の内容は、ある日突然に病気で意識をなくしてしまったお父さんに、悲しみや戸惑いをお子さんの視点からお父さんとその家族を描いた絵本です。
意識障害に対する認識や可能性、前向きなサポート、決して諦めない…
私自身、病気は違えど片麻痺で寝たきりになり失語症になってしまった祖父の介護を経験していましたので、その時の気持ちとオーバーラップして、読み終えて熱い気持ちになりました。
Facebookで出会った作者の よつば もこ  さんに、意識障害を取り巻く今の現状を知る動画を教えていただきました。

https://youtu.be/Y8kX5DytXdE

少し長いですが、是非見ていただけたらと思います。驚きと希望の光を感じる事が出来る動画です。

「サイコーのお父さん」の購入は、こちらから出来ます。
http://yudutu.thebase.in/items/1426061




二冊目は
「学校コワイ」
ぶん / よつば もこ     え /  かしだ あゆみ

マルチメディアデイジー図書(CD)付き






マルチメディアデイジー図書(文字を音声で読み上げ、読み上げているところが反転し、学習障害や弱視などの読みに困難のある方でも読みやすくデジタル化したソフト)についてはコチラをご覧下さい。

http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/

また、こんな感じですよっていう動画はコチラ。

https://youtu.be/xmxOdgXmU3U

本の内容は、小学校にこれから入学する女の子が、入学前も入学してからも、何かわからない自分にとまどい、小さな心の中で葛藤する女の子の心の声が絵本になっています。

作者のよつば もこさんへのインタビューなとが載った、この絵本の詳しい解説はコチラ。

http://asupeinfo.web.fc2.com/50_special/special013/special013_1.html

自閉症と一言でいっても、その人その人で症状が違い、うちの甥っ子も、この絵本に登場する女の子とは違っていますが、今まで甥っ子に対して「なぜ?」と思ってきた事が、甥っ子側から考えた時に甥っ子も 「なぜ?」 と思ってきたのかもしれないという事や、困らせることや、出来ない事は、勿論障害ゆえの事であったとしても、
こちらの都合や能力を基準とした考え方で叱ったり、甥っ子側の思考から考える事をしていなかった事や、理解できないことを無理矢理に理解させようとしたり、きちんと理解できるように説明してあげていなかった事など、この絵本や東田さんの本を読んで気づきました。
実際、甥っ子の事ではなかなか甥っ子がきちんと理解できるように話したりするのは難しいなと感じています。
でも、今までと違うのは少しでも分かりやすいように、ゆっくり順番に多くを求めないで話してあげる事を意識するようになったことです。

まだまだ、色々と知らなければならない事が沢山あるのかもしれません。

日々学びですね。

この二冊の絵本、作者の よつば  もこ  さんとの出会いに感謝します。