九年間続けたソフトを
キッパリと辞めて
始めたのが
器械体操でした。

カチンコチンの身体…

想像もつきませんでした。

家の布団でマット運動
近くの小学校で鉄棒

よく練習してました。


床や鉄棒や平均台は
想像はなんとかついても
どうにもイメージがわかないのが
跳馬でした。

跳び箱なら想像つくけど…
ガーン


大会に
出してもらえるようになったのは
2年の秋から。

絶対に見にくるな!

そう言われてました。


最後の大会…
初めて見に来てって
許可がおりました。


ソフトで鍛えた脚力が
一番活かされていたのは
跳馬でした。

オリンピック選手みたいな
ひねりなど全くなく
ただ跳ぶだけの演技でしたが
力強くきれいでした。

チームで一番の得点でした。


写真もビデオも
撮ってはないけれど
ちゃんと記憶の中に
焼き付いた演技でした。


娘にとって
一つの飛躍があった
器械体操…

悩み耐え苦しんだ闇から
這い出そうと頑張った3年…


闇を抜け出し
新たなステップに向かう
娘がいます。

あの跳馬のように
力強く
頑張って欲しいと
母は願います。

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