先に述べた様に「未来の銀行」は、これからどんどんサービス主体となっていくと考えています。ユーザーは「銀行に何をしてほしいか」ではなく、「自分のお金を使ってどういう体験をしたいか」を考えています。今後は銀行というものの存在がどんどん生活導線に溶け込んでいく世界が予想されます。
最近ではタクシーアプリによって乗車前に事前決済をし、タクシーに乗ったら目的地まで行って降りるだけ、というようにユーザーの導線も変化しています。これまでは銀行はユーザーに店舗やATMで直接サービスを提供してきましたが、今後、銀行は事業会社を通じて間接的に金融サービスを幅広く提供する立場になっていくと思います。
たとえば、物件情報サイト上でオンライン契約をして、その裏で費用の支払い手続きができる。自動車もオンラインで購入して、その裏側でローンを組む。といったように、銀行機能が購買行為の裏側で機能するイメージです。
「Open Service Architecture」で実現されるBaaSという考え方
NTTデータでは、このように機能化した銀行を実現するための基盤を「Baknking as a Service(BaaS)」と名付け、一般事業会社が銀行機能を活用してより簡単にスピーディーに新しいサービスを創出できる仕組みを提供しています