今朝の横浜の空、冷え込んだ青空、昨日と違って風が穏やかです。

さて昨日は朝からJRで歌舞伎座に向かいました。「壽　初春大歌舞伎」昼の部の観劇です。夜の部は2日の初日に行ったものですから、かなり混雑していましたが、平日の昼はさすがに落ち着いています。3階席は空席が目立ちました。

正月の最初の演目はとにかく目出度い「當辰歳歌舞伎賑（あたるたつどしかぶきのにぎわい）」、「五人三番叟」「英獅子（はなぶさじし）」上下構成の上演です。「五人三番叟」は中村福之助、鷹之資、歌之介、玉太郎、虎之介の若手花形五人による息の合った舞踊を楽しみました。かたや「英獅子」は芸者（雀右衛門）、鳶頭又吉（又五郎）、鳶頭鴈次（鴈治郎）三人のベテランの登場。初春の江戸情緒溢れる舞踊を堪能しました。

続く「荒川十太夫」は一昨年10月に松緑により初演された演目が早くも再演されました。初演時のこと思い出しながら、日を改めて綴りたいと思います。本日は看板の写真だけ。

「江戸みやげ　狐狸狐狸ばなし」は北条秀司作の喜劇。伊之助（幸四郎）、おきわ（尾上右近）、重善（錦之助）の三角関係を軸に、些か頭の弱い又一（染五郎）、「牛娘」と呼ばれるおそめ（青虎）など、多種多様な人物が登場し、物語が展開しました。狐と狸の化かし合いよろしく、男と女の色と欲が絡んだ騙し合いの物語を、怪談仕立てで描かれました。初笑いを呼ぶ傑作喜劇でした。

午後3時に終わりましたので、これまでならワンちゃんに夕ご飯をやるため真っ直ぐに帰宅したところ。残念ながら三女は4日に亡くなりました。寂しい気持ちは拭えませんが、自由になった時間を有効活用したいと、ジムに寄ることにしました。向かった先はMスポーツセンター、久しぶりです。平日の午後、広大なトレーニングパークに17台あるトレッドミルはスカスカでした。ここのマシーンは30分MAXなので、30分ごとに給水して２セット、合計1時間11.3kmのランニングを終えて汗だくになりました。シャワーを浴びて冷たい外気の中、気持ち良く家路に着いたのでした。

歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」昼の部に行って参りました

歌舞伎座「壽　初春大歌舞伎」昼の部に行って参りました