信託銀行に勝手にNISA口座を開かれてしまいました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

世の中には詐欺や詐欺まがいの行為が蔓延しております。

本日まさか自分が被害者になろうとは、しかも相手が大手信託銀行員だと分かって暗澹たる気持ちになりました。

銀行や証券会社の非課税口座にNISAというものがあることはご存知だと思います。これは取引先の金融機関を通じて税務署に予め口座開設を届ける必要がありまして、しかも年ごとに金額の枠があり、その枠内で単一の金融機関で資金を運用しなければならない決まりです。年が改まれば金融機関を変更出来ます。その変更も取引先の金融機関を通して税務署に届けます。

さて私も長女の財産形成には大きな責任を自覚しておりますので、以前から取引のあるA信託銀行に3年前から子供NISAの口座を開設しております。子供NISAとは名前の通り20歳未満のための非課税口座で、親などの後見人が事実上の運用を行います。

さて長女は満20歳になり、子供NISAの枠はありません。新たに本人が自分で大人のNISAで運用しなければなりません。そこで私は長女にB証券で積み立てNISAの口座開設をするように言いました。ネットで書類を送付して簡単に口座開設が出来ました。しかし、昨夜驚くことが判明したのです。B証券によると長女の名義で別の金融機関でNISAが開設されているため、B証券での口座開設は認められないため、取り消しすると言うのです。

別の金融機関とは子供NISAの口座を持つA信託銀行しか考えられません。しかし、長女はA信託銀行でNISA口座を開設するどころか、窓口に行ったことすらありません。

A信託銀行の担当者に電話したのですが、電話に出ようとしません。どのようにして税務署への提出書類を偽造したのか分かりませんが、朝から夕方まで7時間以上待って、その間こちらから3度も呼び出しているのに電話に出ない担当者に、ますます疑惑が深まり、明らかな詐欺行為を確信するに到りました。

組織として不正をチェック出来ないA信託銀行の責任も大きいですから、上層部に直接訴えようとも思いましたが、担当者もノルマに追われてやむなく、軽い気持ちでやったのかもしれません。代わりに電話に出た女性に、担当者の声も聞きたくないから電話しなくても構わない、でも1週間以内に一筆詫び状を差し入れるように伝えて、苦々しい気持ちを抑えて電話を切ったのでした。