08年12月、妻は孫の1歳の誕生日を一緒に祝ってくれました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

年末になるとお稽古ごともお休みになるのですが、妻は長女を冬期講習に行かせましたので、長女にとって冬休みは大晦日と正月3が日だけでした。

しかし、そんな忙しい年末にもかかわらず、前年の12月に誕生した私の初孫の最初の誕生日を、妻も長女も長男夫婦と共に祝ってくれました。私の母もまだ87歳で食欲も旺盛で元気一杯でしたので、実家の近所の割烹料理屋にて総勢7人で賑やかにお誕生日のお祝いをしました。

まだ長男が高校生の頃、妻は長男を我が子のように可愛がってくれました。それでも元妻との話し合いで長男と会うのは月に1回と決めていましたので、妻が長男と会う機会も限られていました。長男は高校を卒業してから一人暮らしを始めましたので、結局我が家に泊まりに来たのは高校生の間だけでした。

長女が生まれた後、出来るだけ早く2人目を欲しがった妻でしたが、諸々の事情で2人目を持つことが出来ませんでした。妻にとっては心が苦しんだばかりでなく、体調も悪化して辛い日々を過ごして来ました。ですから体調が良かった07〜09年は心も健康でしたので、特に長女のお稽古や勉強のことに精力を注いでいたようでした。4年生の冬休みに冬期講習に通わせたのも、中学「お受験」を視野に入れていたものと思われます。しかし、翌年5月にはドラマヨコハマ150の公演を控え、徐々に夕方のスケジュールが過密になって来ましたので、長女が塾に通い続けることは困難となりました。