05年4月、長女小学校に入学、入学式の翌日に引越しました | 妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

妻を亡くした夫と母親を亡くした娘の生活

2016年9月病院で愛妻が亡くなりました
夫は翌年大学生になった娘と愛犬2匹と暮らしていました
2022年11月二女が動物病院で亡くなりました
2024年1月に三女が後を追うように亡くなりました
大学生の娘と二人家族になりました

長女の入学する小学校を決め、通学圏内にある新築マンションの購入を決めました。マンションの鍵の引き渡しは3月に予定されていますが、小学校の入学説明会は2月にありました。

そのような手続きは全て妻に任せていましたので、私は何も知りませんでした。今回ブログを綴るに当たり、改めて妻の手帳を読んで、05年は年初から妻が精力的に活動していたことが分かりました。

小学校に入学するためには3月中に学区内に転入しなければなりません。しかし、労力のかかる引越作業と入学手続きを同時に行うことは、妻の健康状態を考えても到底無理と思われました。

そこで、3月下旬に契約上の物件の引き渡し、すなわちローンの実行と金銭のやり取りを全て終了した時点で転入届けを区役所に提出し、実際の引越しは4月に延期することにしました。

元の家で入学のための品揃え、学用品や教科書の記名など細々とした作業は全て妻がやってくれました。引越先は電車でわずか1駅分だけ、特に支障はありませんでした。

4月の入学式は義父が送迎してくれました。翌日は私も休暇を取って引っ越し作業を行いました。午後には購入した学習机も搬入され、長女は晴れて新居で小学生になりました。

元のマンションは移転が済んでから売却手続きを進め、無事に売却完了しました。

5月までは環境も変わって色々と忙しく過ごしました。妻も頑張りましたが、いよいよ体力も精神力も限界を迎えました。