法は何を守るのか | 毎月のマイナス貯金を減らすきっかけに

法は何を守るのか

こんにちは、山北です。

久々のブログ更新です。
書いてみたものの、やーめた、と消してしまうこともしばしば。
きまぐれにお付き合いください。


さて。
今朝、妻が自転車の前に子供を乗せて、保育園に向かっていたところ、事故にあったようです。

幸い、車が左折する際に、触れる程度に巻き込まれるにとどまったので、派手な転倒もなく、ケガもなかったようです。
子供が前に乗っていますから、巻き込まれる場合は子供が押しつぶされる形になりますから、最悪の場合下敷きにもなりかねません。


その後、妻に電話をすると一言目に、「あなたの言うことを守っていたから助かった」と妻は言いました。

そうです。
毎朝、「止まれは止まる」としつこく言ってから出かけるようにしているのですが、そのことでした。


結構、神様にでもなったかのような自転車って見かけませんか?

一方通行を逆走すると、一旦停止の標識もありませんから、交差点を飛び出してくる自転車。
見通しが悪い所でも、速度も落とさず飛び出してくる自転車。

一時停止を無視する自転車は本当に多く、自殺行為だなーと思いながら見ています。
実際、家のそばの交差点は事故が多く、ほとんどが自転車による一時停止無視です。


僕自身は、車・原付・自転車・徒歩と4種類使い分けしますが、やはり自転車が一番危ないと思います。


妻は続けました。
「私は止まっていたから、(過失割合は)10対0だけど、そういう問題じゃないわー」と。


事故でよく言われる過失割合は、裁判や損害賠償の支払い、保険金の支払いで使われるものであって、健康や命を元通りに戻してくれたり、感情を落ち着けてくれるものではありません。


一般的な法律相談をちょいと受けたとき、「法律的にはどうなの?」と質問されることがあります。
某TV番組の影響なんでしょうね。


でも、法的には当事者が「どうですか?」「はい、わかりました」という流れか、「じゃあ、そういうことで全員で合意としましょう」という流れになれば、たいていOKなんです。


OKじゃないのは、感情や事情ではないでしょうか。




さて、法で守れるのは何でしょう?

今日の妻は、自分の体と子供の体を守ってくれました。