一、土器について
土師器(はじき)は、古墳時代から平安時代にかけて作られた素焼きの土器で、弥生土器の流れを汲んでいます。赤褐色や黄褐色で、文様がないのが特徴です。赤い色、焼き方があまい。窯で焼くとグレイがかる。須恵器は古墳時代中期(5世紀)以降、朝鮮半島から製作技術が伝わり、窯を使って1,000度以上の高い温度で焼かれた青灰色で硬質の土器です。土器の変遷。陶器、その後、磁器が登場する。調査員としては判別ができなければならない。知識の他に博物館資料館で多くの土器を見て行く。報告書は残るが遺物は殆ど一般に公開されず保管庫行き。そういう意味では稀少な一般公開物は必見。
一、平安は帯金具が重要。富士見市では初めて銅製の帯金具が出土した。鉄製は良く出土するが銅製は少ない。