昨日、阿部首相が成長戦略を発表しましたね。

その一つに、女性の能力の活用がありました。


国会議員に占める女性議員 の割合も、

世界190カ国中163位との発表があったばかり。


近年、大学にも女性研究者が増えてきたように思います。

もちろん、研究分野にもよります。文系は理系より圧倒的に多いのでは?


昔の話をよく恩師から聞きます。

どんなにがんばっても指導教官は女性の論文は見てくれなかったとのこと(^_^;)。

ゴミ箱に捨てられているのを見つけた時は、涙が出たそうです。

女性には、博士はとらせない。

とらせる必要がないというのが当たり前の時代。昭和3,40年代の話。


当時は、結婚するのが当たり前で、

結婚せずに研究の没頭する女性研究者は異端扱い。

多くは、結婚、出産、子育てしながら、大学院を満期退学し、

非常勤を掛け持ちしながら、いつか日の目にあたることを夢みて

研究を細々と続け、論博をめざしたとのこと。


「当時は、保育園も少なくて。母が助けてくれたからできたの」

恩師は、そう言ってました。


60代、70代の大先輩の諸先生方。

皆さんの1日は30時間あるのでは?って思うほど多忙。

なのに、スーツを素敵に着こなし、若々しくてきれい!


最近、学会や研究で30代前後の女性研究者に出会うことが多くなりました。

結婚を迷ったり、出産を迷ったり、いろいろ悩みもつきないと思います。

でも、諸先輩方々が開拓してくれた道を

迷いながら、高い志を持って歩んでいってほしいなと思うこの頃。


昨日、二人の先輩先生から、いただきものしました。

「庭でとれたの~」とハーブと夏みかんのピール煮を頂きました。



LADY KOBAのブログ


恩師の某先生からは、旬の筍!



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「ぬかも入れておいたから、あくにしてね。」

丁寧にあく抜きの仕方を教えてくれました(^^)v。


すごく多忙のお二人。

どこにそんな時間があるの~(@_@;)。

きっと、ワークライフバランスをうまくとっておられるのですね。

私も見直してみようかなって思いました。



若手の女性研究者たち。

女性よがんばれ、って言いたいわけではないけれど、

やっぱり自分も歩んできた道だから、応援したいですね。