お正月のお花といえば…

Ａｌａｉｎ　Ｄｅｃｏ（アランデコ）　白鳥です。

お花のレッスンを静岡市鷹匠の「ＲdesignStudio」さん内のお部屋で行っています。

メリークリスマス！

クリスマス！ですが、

クリスマスが終わると、いよいよ本格的にお正月の準備が始まるのでは？

…ということで、今日は、少しお正月のお花のことを書いてみようかと。

お正月の代表的な切花といえば…

お正月前、町のお花屋さんは年間で１番の忙しい時期に突入します。

花屋で忙しいのは、母の日では？と思う方いらっしゃるかもしれませんが、

何倍も忙しいのはお正月です。

そんなお正月の“切り花”で代表的なお花…といえば、

何をイメージしますか？

お正月…というと、「松・竹・梅」と思われる方もいらしゃるかもしれませんが、

切り花の場合は、「松・千両・菊」です。

「松・竹・梅」は、鉢ものの場合なんです(^^

縁起を担ぐ正月花

お正月のお花は、しめ縄飾り等と同じように

お家の中を清め、氏神様をお迎えするためのもの。

１年の多幸願って…と願いが込められたものです。

飾るお花にもひとつひとつ意味があります。

代表的なこの３つについてちょっとご紹介してみます。

●松

お正月に欠かせない松は、1年中葉を落とすことのない常緑樹で、

生命力や長寿を象徴する植物です。

また、古来より神様が降りてくるための目印とされてきました。

門松や正月花にして飾るのが一般的です。

●千両

たくさん実をつける姿や、「利益」「富」などの花言葉、

何よりその名前が豊かさと縁起の良さの象徴とされています。

●菊

中国からの妙薬として伝わり、天皇家の紋章にも使われる高貴な花。

「キクを飾ると福が来る」という言い伝えもあるそうですよ。

意味がわかると、ちょっとお正月準備も楽しいですね(^^

また、年の始まりから年の終わりまで、

昔から私たちの暮らしには植物、緑が寄り添ってきたことに

改めて気づかされますね。

昔から脈々と大事にされてきた日本のお正月は、

同時に古来から植物や緑が大事にされてきた証。

受け継いできた“心”で

新たな日々の幕開けを飾ってみましょう。

町のお花屋さんには、お正月のお花は、26日、27日あたりから

ドーン！と並ぶと思いますよ(^^

ぜひ、足を運んでみてね。

今日はここまで。

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