今日、八戸の花火大会を見ました。
 
 
 
家内はいつも花火の瞬間を切り取ろうと、ケータイで写真を撮ります。
 
俺も2・3枚撮ってから、「ホラ、写真撮ってないでちゃんと見ようよ」
 
と言います。
 
ふと家内に「一緒に花火見るの、これで何回目だろうね」というと
 
「うーん何回目だろう」と。
 
俺が「20回以上は行ってるよね」
 
すると「えー、そんなに行ってるかなあ」と。
 
 
 
結婚する前は十和田湖に見にいったり、
 
娘が生まれてからは青森で桟敷席を取ったものの、帰りは人にもみくちゃにされてイヤな思いをしたり、
 
高速道路走行中に偶然見かけて、そのためだけにSAに寄ったり、
 
在宅中に音が聞こえて、町内のそれを見たり。
 
蚊に刺されまくったり。
 
 
 
今年は何回目か分りませんが、見にいきました。
 
時が経つにつれ、見にいく形態も変わります。
 
今年は娘が一緒ではなかった。
 
友達、てか彼氏と行った(そのこと自体はどうでもいい)。
 
そのうち孫を連れて見に行ったりするのかな、と。
 
 
 
そんな会話の中で、二人ともよく覚えていた花火大会があります。
 
それは下北の下風呂という地域に慰安旅行に行った時のこと。もう17・8年前かな。
 
まだ結婚前の俺たちは会社のみんなと花火大会を見ることに。
 
 
 
当日はスゴイもやがかかり、花火など到底望めない状況に。
 
それでも、そんな状況でも花火大会ははじまりました。
 
田舎の事情?があるのかなと思ったり。
 
 
 
もやが全体的に緑や赤に「ボヤアン」と光って
 
「ドン」という音が鳴る。
 
お世辞にも花火というシロモノではなかったのですが、
 
オカシかったのもあり、なぜか未だに忘れられません。
 
 
 
今年一緒に行った花火も、いつ行ったのか多分そのうち忘れます。
 
 
 
ひとつひとつのことを覚えていたり、忘れたり。
 
それはどうでもいいことだと思います。
 
 
 
ただ、
 
 
 
お互いがどちらか相手を亡くし、一人になった時に
 
切なく、温かく、なんとなく思い出したりするのかな、と思ったら
 
来年も一緒に行きたいな、と思いました。
 
 
 
同時に
 
そんなこと考えてる自分が
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
年寄りくさい
 
 
 
 
 
 
と思いましたが、なにか?