5月11日のゼミで話し合った文章と内容を報告します。

 今回は、東浩紀さんのコラム『生きる意味は"オンライン"では見出せない─人間の本質をあらためて考える』を題材として話し合いを行いました。

 

 

 このコラムを題材として選んだ理由は、タイトルを見て現在韓国に留学中でオンラインでゼミに参加している私たちにとって参考になることがあるのではないかと感じたからです。

 

 

 まず、文章を読んでこのコラムのキーワードだと感じた言葉をそれぞれ出し合いました。

私たちが出したキーワードと選んだ理由は、

 

 ○人とのリアルな触れ合い、顔を突き合わせて話をする

 筆者は文中で実際に顔を合わせて話すことによって人生の生きがい・やりがいを見つけることができると述べているから。

 

 ○無駄に見えるものこそ必要

 自分自身も無駄を省くことを重要視しがちだが、このコラムを読んで無駄に見えるものこそ必要かもしれないと思えたから。

 

 ○オンライン、対面、モチベーション、チームワーク

 文章中に何度か出てきたワードだから。


でした。

 

 

 また話し合いの中で、「文中ではオンラインは対面よりも効率が良い、と述べられているが本当にそうなのか。」という疑問が出ました。これに対して、オンラインはタイムラグが存在すること、お互いの様子や場の雰囲気などが伝わりにくいこと、それによって進行に時間がかかること、より気を使わなければならないこと、等のことからからオンラインは対面よりも効率が良いとは言い切れないのではないかという結論になりました。

 

 

 以上が今回のゼミの内容です。


 このコラムを通じて、オンラインでの活動ではなく、人と直接会うことは充実した人生を送るために必要なことであると感じました。残りの留学生活では、人とのリアルな触れ合いを大切に過ごしていきたいです。