空洞の亀裂
“あつしを微塵にして下さひな。”
突然何を頼みに来たぬやと思へば。
“まう生きて居たく無ひの。だうか御願ひ致します…”
別に暴力趣味等無ひ、貴女は何か勘違ひしてなさるやうね。
だも期待を裏切るのも好きぢやあ無ひの。
御望みに沿へるやう努力し升は…精壱杯。
そなに痛ひ物が欲すひのね…相当のマゾヒステね…貴女。
家にうる箸で壱番鋭ひものよ、だうぞ。
貴女の奇麗な御顔、今はとても歪んで居るはよ。御気に召しまして?
“嫌あ!痛ひ!痛ひは!!”
尽す側とて嬉しう限りで御座いますは。
“助けて!助けてやう!”
私は慌てゝ箸を抜きました。
貴女はこう云つたのね。
“貴方なら優しくしてくれると信ぢて居ました…”
突然何を頼みに来たぬやと思へば。
“まう生きて居たく無ひの。だうか御願ひ致します…”
別に暴力趣味等無ひ、貴女は何か勘違ひしてなさるやうね。
だも期待を裏切るのも好きぢやあ無ひの。
御望みに沿へるやう努力し升は…精壱杯。
そなに痛ひ物が欲すひのね…相当のマゾヒステね…貴女。
家にうる箸で壱番鋭ひものよ、だうぞ。
貴女の奇麗な御顔、今はとても歪んで居るはよ。御気に召しまして?
“嫌あ!痛ひ!痛ひは!!”
尽す側とて嬉しう限りで御座いますは。
“助けて!助けてやう!”
私は慌てゝ箸を抜きました。
貴女はこう云つたのね。
“貴方なら優しくしてくれると信ぢて居ました…”
並列回路、爆破前。
一回バイバイしたのにね。
馬鹿な私でも偶然じゃあない事ぐらい判るわ。
当然/必然
…どうせ後者でしょうね。
ねぇ、私が我儘なの?
見たくない現実から目を逸らしちゃいけないのは知ってるけれど。
目を逸らしてるだけよ、逃げてなんかいないわ。
トウヒなんて言葉、簡単に使うものじゃないの。
愚問ね…。
逃げてなんかいないわ。
逃げてなんかいないわ。
只。
只勝手に脚が動くだけ。
重力の法則に逆らって。
苦しいの。
ねぇ助けて。
痛くて死にそうだわ。
体が裂ける。
逆流。
混和委。
破滅。
Short↓
馬鹿な私でも偶然じゃあない事ぐらい判るわ。
当然/必然
…どうせ後者でしょうね。
ねぇ、私が我儘なの?
見たくない現実から目を逸らしちゃいけないのは知ってるけれど。
目を逸らしてるだけよ、逃げてなんかいないわ。
トウヒなんて言葉、簡単に使うものじゃないの。
愚問ね…。
逃げてなんかいないわ。
逃げてなんかいないわ。
只。
只勝手に脚が動くだけ。
重力の法則に逆らって。
苦しいの。
ねぇ助けて。
痛くて死にそうだわ。
体が裂ける。
逆流。
混和委。
破滅。
Short↓
胡桃割り人形・続
拝啓―
御主人様は相変らず私を頻繁に遣って下さいます。
この前は粉々のヴイカアを私の口に入れて
私に命じられたわ、「噛め」と。
その後に御主人様の苦手なトリ↓フを食べさせて下さったの。
一級品よ。素晴しいでしょう。
時々御主人様はそうやって御褒美を下さるのです。
物目当にやっているのでは無いわ。
だって私は御主人様の証拠隠滅機になって居る。
私はそれで幸せなのよ。
液体酸素で砕けた私の喉を抓んで、唄えと云う。
御主人様はちっとも意地悪じゃあ無いわ、だって私はトリ↓フ戴いた
だって御主人様の御父様が私の為に御金を遣って私を買ってくださったのでしょう?
トリ↓ffなんて贅沢が過ぎるわ。
液体酸素で喉が砕けても私には顎が付いているから
未だ喋れます…違う御主人様が求めていらっしゃったのは御唄でしたね。
EEEEEEEE
御免なさい未だ見捨てないで
これから私頑張ります
ちゃんと唄えるよ ほら
液体酸素の濃度が強すぎ頭がくらくらします
でもそんな事如何でも良いのです、私は御主人様の為に唄わなくては。
液体酸素の所為で意識朦朧 立って居るのが辛い位
だけど私 唄えました!
最後まで御主人様に誠実を果たしたわ。
* ** *** ****
「先に死んでゴメンネ。」