東西南北考察

北:背、乖
非言語認識世界からの分離
・ヒュポレルボレイオスの4つの支流
・背中を向けあっている
南:楠、献
隠された価値(認識不可能な価値)
・表面は人が生きれない=十字架
・囲われた見えないところに¥=円=富が隠されている
東:凍、棟、練、錬
分離起点からのスタートとプロセス
・起点と終点を見越しての現在地の座標
西:晒、要、価、遷
目に見える価値(認識可能な価値)
・囲い、限定された領域から飛び出したところにある何かを求める衝動
■考えられる人類のストーリー
北の地で人間が神に背く事件が起こった。それがエデンの園からの人間の追放の話であり自らの神聖からの乖離が起こった事件でもあった。漢字はその当時起こった出来事を説明している。
南には人間が創造されたときにあった楠が未だに手つかずで残っている。人間が南へ向うために犬が貢献するかもしれない。人々は南の地を目指し向かった。
だが、南に下る道は険しく、天がそこへ行く事を許さないかのようだ。人々は地を彷徨い東に向かい凍えながら棟を立てた。自らが何処から来た(北)か皆で見る(=皆見=南)為に。人間はそこを拠点に生存計画を練り、修錬した。
いつしかそこが人間の主要都市となっていたが自分達が元いた場所へも帰れず、南へも行くことが出来ない現状を悲嘆することとなった。
それは自分自身の哀れさ愚かさが神によって晒されているかのようであった。人間は自らの存在の価値、要とは何なのかを探るべく、新たな目標を定め西へ遷都を決意するのだった。
そうして北と南以外の領域全体が人間の住む領土となっていった。
■すずめの戸締りで東西南北
自我に背き、公への貢献の結果、凍えて要石となった