ピアノの楽曲で

「蝶々」という名の曲が

いくつもあることをご存知でしょうか?


ブログのご訪問ありがとうございますピンク薔薇


ゲール作曲『蝶々』を

練習している生徒さんがおります


イントロは、一匹の蝶がひらひらと

舞い降りて

あとからもう一匹の蝶も登場して


一緒に空中へ飛び立って

花の蜜を探しに出かけるイメージです


二部形式で前半はイ短調、後半はイ長調、

後半はお花畑へ たどり着き

二匹の蝶が蜜を求めて花から花へと

飛び移る情景を模した明るい曲想。


前半の ミファミレミレドレドシドシ

の旋律が、後半のモチーフのミファミが

メジャーのモチーフにになっていて

過去に何回も生徒さんに弾いてもらって

おりますが、今もあらためて

良くできた曲だなあ とつくづく思います


  作曲者 アンリ・ヴァン・ゲールは

  音楽之友社「新音楽事典『人名』」には

  載っていませんが、

  インターネットの情報によれば、

  ベルギー出身の作曲家19世紀半ば〜20世紀初

  サロン音楽などを作曲した人だということです


ところで『蝶々』という曲は、他にも

シューマン『Papillon』パピヨンop.2


ショパン 練習曲 op.25−9『蝶々』


グリーグ 叙情小曲集より『蝶々』


有名な曲があります


シューマンの蝶々は、

双子の男子が仮面舞踏会へ出かける文学作品

「生意気盛り」から『仮面舞踏会』

を題材にしている曲です

蝶々は、移り気 だとか 浮気

などの意味合いもあるのだとか


話はたいへん逸れますが

イギリスでは「Social・Butterfly」という

言葉があって、社交界やパーティー会場へ

あちらの花こちらの花へと飛び回る蝶々の

ような社交家のことを指すのだそうです


ショパンエチュードの蝶々は、

蝶々の羽が、ひらひらっというよりも

パタパタパタッ と短いながらも

軽やかな特徴の曲です

パタパタがばたばたにならないように

弾くためには意外に苦戦する練習曲です



グリーグの曲は、

自然や物語の中の情景描写が秀逸ですから、

この曲を聴いただけで

森の中で花から花へと舞っている蝶々を

思い浮かべることができます


シューマンのところで触れた

「蝶々」 を象徴する言葉ですが

ほかに

変容 変身 成長

→芋虫からサナギから蝶に変わるさま


儚さ、幻想的、移り気、魂の化身、


様々なものの象徴と されていて

ただ 姿かたちが美しい生きもの

という印象だけではなくて

古代よりロマンチックで 意味深いもの

エピソードには奥深さを感じます



終わりに これも余談ですが

フランス語のPapillonsは

蝶だけでなく、蛾 の意味も含まれている 

ということです


教本トンプソン第二巻で


『蛾たち』

という曲があるのですが


すごく良い曲なので


題名は、せめて


『蝶たち』

に直してほしいなー🙏


と思っています ちょうちょ


松ヶ丘PianoClassブログあしあと