亥年ですね! | 洋光台ペットクリニックのブログ

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あけましておめでとうございます日の出

皆さんは初詣には行きましたか?私は行ってきましたはーと

 

 

さて、初詣とは、元旦の早朝に神社やお寺へのお参りをすることを指し、旧年の感謝を捧げるとともに、新年が良い年になるように願掛けを社寺の神様に行うための行事を言います。

 

 

今年は亥年ですねウリ坊皆さんはイノシシを祀っている神社をご存知でしょうか??

今回はイノシシを祀っているイノシシ神社を紹介したいと思います*♪

 

まる護王神社まる

 

京都にある護王神社は、和気清麻呂公を祀っている神社です。

ではなぜイノシシ神社として知られているのかというと、そこには清麻呂公とイノシシの伝説がありました。

 

まる和気清麻呂公とイノシシまる

 

 奈良時代に、時の天皇のを寵得ていた弓削道鏡という僧は、天皇の地位を狙い、「私を天皇にすれば世の中は平和になる」と宇佐八幡(大分県)より神のお告げがあったと嘘をつきました。称徳天皇はこの真意を確かめるべく、和気清麻呂公を勅使として宇佐八幡へ向かわせます。そして清麻呂公は宇佐の大神に「天皇の後継者には必ず皇族のものを立てなさい。道鏡のような無道のものは早く追放してしまいなさい」とお告げを下されます。

 

清麻呂公は宇佐八幡でのお告げを天皇に報告し、道鏡の野望は絶たれましたが、怒った道鏡は清麻呂公の足の腱を切り、大隅国への流罪としてしまいます。さらには清麻呂公を襲わせるために刺客を放ちました。
 足の腱を切られ、立つことすらできなくなった清麻呂公ですが、皇室を守った大神に感謝するため宇佐八幡へ立ち寄ることにしました。そして、一行が豊前国に至ると、どこからか三百頭ものいのししが現れ清麻呂公の輿の周りを囲みました。イノシシたちは道鏡の刺客たちから一行を守りながら、約40kmの道のりを案内してくれたのです。清麻呂公が宇佐八幡での参拝を終えると、いのししたちはどこかへ去っていきました。不思議なことに、清麻呂公の足の痛みは治り、再び歩けるようになっていました。

 

一年後、称徳天皇の崩御によって、道鏡は関東へ左遷されます。都へ呼び戻された清麻呂公は、時の天皇の信頼を得て活躍し、晩年まで世のため人のために尽くしました。そして清麻呂公とイノシシの話は後世に語り継がれ、護王神社には狛イノシシが建てられ、清麻呂公を護っています。

 

 

 

護王神社はイノシシ神社と言われるだけあり、境内にもイノシシをかたどったものがたくさんあるようで、狛犬ならぬ狛イノシシだったり絵馬や手水舎もイノシシなんだそうですよいのしし

 

 

 

 

 

 

 

他にもイノシシ寺と呼ばれるところはあるようなので、今年は訪れてみるのはいかかでしょうかうり坊