「準備・実行・後始末」――勝ち方を問い直す美学 桜井章一(雀鬼会 会長)
麻雀とは本来、相手に迷惑をかけることで成り立つ勝負――そんな風に思われがちです。 しかし雀鬼会では、「信頼される打ち方」を大切にしています。 キャッチボールのように、互いが受け取りやすい球を放つ。それが「本当の勝負」なのです。
先日の全国選手権には約200名が参加。 通常なら一人の優勝者だけが称えられますが、うちでは全員が達成感を得て帰っていきました。 成績や点数に関わらず、それぞれが自分の役割を見つけ、やりきる。 結果よりも過程を重視し、「力を出し切ること」が何よりも尊い。
人生だって、準備・実行・後始末のサイクルがあってこそ成熟する。 大会が11時から始まるなら、11時に到着したらすでに遅い。 本当に意識のある者は、2時間前には練習を始め、周囲を整えています。
子どもたちが大人に不信感を抱くのは、後始末すらできない姿を目にするからでしょう。 例えば海のイベントやスポーツの後でも、うちのメンバーは率先して荷物や道具を片づけて帰ります。 あるときグラウンド管理のおじいさんが、「40年見てきた中で、こんなに後始末が完璧な人たちは初めてだ」と驚いたことも。
- 衝撃! 初手の字牌(白発中、東西南北)切りの禁止
- 雀鬼会においては字牌の扱いを重視する。第一打目ではなく第二打目ならいいのかというと 必ずしもそうではなく、字牌そのものを軽んじることを禁忌としている。単純に確率論だけでの話ではないのだ
ビジネス誌に寄稿するようになった彼・桜井氏だが、かつてはイカサマの帝王と恐れられ・・・・おっと、それは内緒笑
ショーイチという彼の自伝漫画は名作です。面白いですよ
🎤 平野早矢香(元卓球日本代表)との意外な接点
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2024年、テレビ番組で平野さんが「オリンピック前に桜井氏から“勝負に迷いは禁物”という金言をもらった」と語り、銀メダル獲得に大きな影響を受けたと話題に
ちなみに最近では、麻雀卓よりもボードゲームに夢中な若者も増えてきたそうで。 とはいえ、どんな競技でも「始まりから終わりまで美しく」が、心を育てるのではないでしょうか。
🌊 ところで余談ですが、海岸清掃アプリって知ってますか? 散歩ついでにごみ拾いをして記録をつけると、ポイントが貯まって地域で使えるとか。 遊びと社会貢献が融合するなんて、時代の工夫ってすごいですよね。全く関係なくてすみません
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伝説のイカサマ 桜井章一