酒と魚とお馬な日々 -489ページ目

市場価値を考える

今日、勤め先のスーパーの鮮魚テナントに、高脚ガニが入っていた。

高脚ガニというと、静岡の下田や戸田が有名で、市場でもたまに見掛けたものだった。


しかしながら、小振りで脚折れの高脚ガニの市場価値は皆無に等しく、安値で

取引される。資本主義経済だから仕方ないとはいえ、全てが「市場価値」のみで

判断されてしまうのは、寂しい限りである。


人も、魚も、馬も、「市場価値」が全てであろうか?

情とか本質っていうものはないだろうか。

ターフを去りゆく騎手たち

僕は競馬について書きながら、仕事の都合で同日のパドックも見れなければ

追い切りも見ることがない。そもそも、調教のタイムなどは参考にしないケースが

多いのである。


馬も人間も、頑張れば疲れる。追い切りでいいタイムを出したからと言って、

果たしてそれが必ずしも結果につながるだろうか?同じ理由で、しばしば、

騎乗数の稀な騎手の馬に、印を打つこともある。

例えばトップレベルのジョッキーは、週末24レース中、20レース以上にも

騎乗することもあるだろう。しかし、調教で乗っていても、結局他の騎手が

騎乗することが多く、24レース中、1レースに騎乗するかしないかの騎手も

いる。もちろん、そんな騎手に頑張ってもらいたいという想いの方が強いが、

そういう騎手は、逆に不気味な部分を感じる。力が有り余ってるから、

一発決めてくれるんじゃないかと。


騎乗数が少ない騎手が、2012年に次々と引退を決めた。調教師への転身が

決まった、メイショウサムソンなどで有名の石橋守、飯田明弘調教師の息子、

飯田祐史。また、ローカルを中心に活躍した芹沢純一、初重賞が障害G1となった

今村康成、グロリアスノアでダート界を盛り上げた小林慎一郎、美浦の最年長

ジョッキーとなっていた田面木博公、父が調教師で最終騎乗を勝利で飾った

野元昭嘉など、個性派ジョッキーたちが次々とムチを置くこととなった。

調教助手として、第二の人生を歩んでいくのだろう。


最も残念なのは青木芳之騎手である。
青木騎手は名門、藤沢厩舎所属としてデビュー、重賞勝ちはないものの、

積極的に海外遠征を行い、その経験を買われてカジノドライヴの調教にも

跨り、海外レース勝利に陰ながら貢献していた。

2012年のクリスマスの日、彼は自殺で他界してしまった。

派手な騎手では決してないものの、海外遠征の経験を生かして、

いい厩務員になって欲しかった。


騎手という職業の奥深さを改めて考えさせられた1年だった。

昨年一番の集大成

昨年は、主力であるボート釣りのカワハギがやや不調で、キス釣りも出遅れるなど

決して満足のいく釣果は上げられなかったが、それでもそこそこ楽しみ、そして充実の

竿納めとなった。



酒と魚とお馬な日々-karei1125

カレイ35cm 堤防からのチョイ投げでこのサイズならば、なかなかのものである。

刺身にアラの素揚げは美味であった。


年始は、まだ市場にものが少なく、バリエーションに欠けるが、徐々に市場もまた

活気を帯びてくるだろう。

今年も、美味しい魚で晩酌を共にしたいものだ。